先日の投稿で《650冊目》に到達しましたので、50冊ごとの中間報告を行います
※中間報告とはなぎぶるの勝手なランキングで、世間の評判などとは一切関係なく、なぎぶるが『この本良かったな』と思った本を振り返ります
今回が20代最後の中間報告企画となり、30代を意識したラインナップとなりました
20代の読書は知らぬうちになぎぶるの血となり肉となったことでしょう。まだあと2ヶ月くらいは20代ですので、“20代の感覚”での読書量をできるだけ積み重ねたいと思います
と同時に、〝20代〟〝30代〟といった数字的な節目にそこまで囚われる必要もないと感じています。そんな感覚を後押ししてくれた一冊が、《501冊目》〜《550冊目》★中間報告第13弾★の🥇第一位🥇となります
《621冊目》より
【アロハ90歳の僕 ゆっくり、のんびり生きましょう】
高木ブー/小学館
なぎぶるの3倍以上の歳月を積み重ねる中で芸人としてたくさんの人々を笑顔にし、90歳を超えても趣味のウクレレを楽しみながら家族と仲睦まじく暮らす高木ブーさん。これまでの思い出を振り返りながら、ゆっくり、のんびりと今を生きている様子が伝わってきて、読みながらほのぼのとしました。
自分が何歳まで生きるかどうかは誰にとっても未知ですが、29歳の今、そこまで生き急ぐ必要がないことは明らかであり、ゆっくり、のんびり、30代に向かっていければ良いかな〜
先日は初めて迎賓館の見学へ大人の社会科見学って感じで面白かったです♪( ´▽`)
続いて🥈第2位🥈は……
《622冊目》より
【獣の夜】
森絵都/朝日新聞出版
森絵都さんの短編集はどれも秀逸で、日常の些細な出来事や感情の機微が描かれます。文章も落ち着いていて、ストーリーの中で強めの主張を見かけることはあまり無かったからこそ、このフレーズはガツンと心に響きました
『必然に抗い、偶然に乗ずる。それが人生の鉄則です。』
どれだけ偶然に乗じながら30代を過ごすことができるか、それが今後のなぎぶるの1つのテーマかなと思っています又、同じくらい30代で意識したいことは、知的刺激を楽しむ、ということ。
新たなことを学んだり吸収することが既にだんだんと億劫になってきていますが、30代はまだまだ知識や教養を増強できるステージですし
、意欲的にインプットしていきたいと思っています。
最近は各業界のAI活用について少し勉強していて、初見のAIワードや概念に触れています
そこで🥉第3位🥉は……
《649冊目》より
【列】
中村文則/講談社
【列】はふだん馴染みの薄い領域である理系要素や生物学的観点が随所に散りばめられており、読み進めていくとそうした分野もかじることができて、ちょっと賢くなった気分を味わうことができました
人は常に自分と誰かと比べる生き物であり、四方八方に張り巡らされた【列】に否応なく並び続ける宿命を、こんなストーリーに仕立てるのかという、3部構成の手法にも驚かされました。
【列】をなす広島焼@新橋•ソニア
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