【成瀬は天下を取りにいく】

宮島未奈/新潮社


【リカバリー•カバヒコ】(リブログヘビ)に引き続き、2024年本屋大賞ノミネート作品を読みましたびっくりマークなんといっても青春真っ盛りの主人公•成瀬が魅力的で、グングンと相関図内外の人々を引っ張ってゆく推進力は爽快でした目がハート目がハート目がハート


『わたしの描く相関図の外で暮らしている人たちも、それぞれの相関図の中で生きている。これだけ多くの人がいる世界で、線がつながるなんて奇跡みたいな確率だ。』


舞台は滋賀県•大津市。昨年のGW、大津市にある近江神宮を訪れました。映画“ちはやふる”でも有名なスポットですね。成瀬も高校時代、競技かるたに打ち込みます。成瀬がデートに使う琵琶湖の観光船“ミシガン”に乗ってみたくなったりと、作者の滋賀愛もたっぷりと感じる1冊でした船



なぎぶるブタ