XYZが3Dプリンタ事業から撤退と出て早、半年。
が、私はまだまだXYZダビンチ1.0 Proで行く気満々です。
運転時間1766時間のダビンチ1.0 Pro 1号機ですが、まだ、キッチリ印刷出来ています。
ただ、公式ページにエクストルーダ部品が出てるものの、クリックしてもどこにも飛ばす、
公式オンラインショップはリンク切れという厳しい状態です。
そうです、エクストルーダ(ヘッド)が他界したら終了です。
だから、延命措置とちゃっちゃダメな事を確認しておきます。
というのも、昨日、フィラメントが詰まってドキドキしたからです。
フィラメント抜けない時に絶対やっちゃダメなのが、
・無理やり引っ張る
・クリーニングモードにして上から押しこむ
などの力技。
「どーにかなるだろ」では、「どーにもならない」どころが酷い目に会うのが3Dプリンタのが常?
ダビンチ1.0 Proで力技すると銀筒内の特殊径PTFEチューブ※が変形してどうにもならなくなるからです。
なお、銀筒内PTFEをやっちまった人はこれが必要です↓。外形が3mmのPTFE。
一度交換して復活させた事あります。が、過去実績 成功率50%なので避けたい事態ですw
ちなみに、10回印刷ごとに交換が必要な↓より外形が細いのでこれは使えません。こっちは外形4mmなので入りません。
なお外形3mmPTFEは、末期にエクストルーダ(ヘッド)単体で買うとサービスで1本ついてきます。
さて、なので今回の様に抜けなくなったら、すぐに諦めてエクストルーダをばらします。
諦め重要です。「急がば回れ」は3Dプリンタしてると、しみいる言葉です。
ちなみに、自動Zオフセットレベル調整ピンの位置はココが正解(ヘッドと並行位置)です。
使うと大変なことになるので使わない機能ですが、「まーいいだろ」という考えが3Dプリンタでは危険なので使わなくても正規位置。
ばらすと、詰まってたフィラメントが無事とれました(緑)
ばらせば、何事もなかったのようにとれるのが不思議。
ばらしたら、赤のノズル部分の中にあるススっぽくなったものを優しく削り取っておきます。
コンパスの針とかで良いと思いますが、相手は真鍮なので優しく。ノズル穴部分は絶対触りません。
各ヒートシンクはグリス的なものが塗ってあるので、掃除して各軸用のグリスで良いだろうと思って塗ったら、
ヘッドの温度がなかなか下がらなくなってやり直しです。だから、3Dプリンタに良いだろうは効かないとあれほど(涙
ヒートシンク再組付け時のグリスはCPUなどに使う 熱伝導グリス。絶対。
手元にない時は、元のグリスを拭わないように気を付けます!
で、ファンカバーも自作品に交換。(3回作り直しました)
このファン、大きさが同じものは入手できるのですが、こんなに回転数が出るのが売って無い。。。
純正ファンカバーは網が荒いので、ヘッドクリーニングするときに手が触れると、
指から血が出るわ、ファンが破損するわ、ファンが入手できないわの大惨事です。
ファンカバーはサイズを合わせて作るだけですが、絶対にファンに干渉させたらダメです。
買えません それ。
で、コネクタは全部いつもの接点復活材。
そもそも時々不調になる原因は個人的に以下のようなものだと思っています。
・温度計測サーミスタと本体の間のここのコネクタの接触が悪くなる
・本体に温度(抵抗値)が実際より高く伝わってしまい
・ヒータが規定温度まで上がらなくなる
なので、なるべく長く使うには、エクストルーダ(ヘッド)⇔本体 のコネクタと配線を大切にしてあげる必要があります
あの配線についているケーブルチューブが少しでもちぎれてきたら即交換です。
「3Dプリンタにまだ良いだろ」は、、、です。
amazonだとコレですが、ダイソーにも似たのがあります。内径9mmくらいで良いと思います。
個人的にはケーブル痛めて、メインハーネス交換やったことありますが、、、
、、もうメインハーネスは入手不可なので大切に(昔は3300円で公式で買えた。。。Xモーターセンサーハーネス)
あと、最近は、プラットフォームシート、Buildtackが買買えなくなったので↓に変えました。
安くて造形物が良く付きます。
ちょっと最初は付きすぎるので、印刷直後に剥がすとか、金とか剝がれにくいやつは、
馴染んでから印刷するなど注意ください
剥がれなくなると、無理に剥がす時にダビンチ1.0 Proに負担がかかるので・・
それでは末永い ダビンチ1.0Proライフを!
ダビンチ1.0Pro延命シリーズ