ぽっかり空いたお休みの日 思い立って前から気になっていた映画を観に行った… 


映画の中で樹木希林演じるお茶の先生が

「お茶はね、まず『形』なのよ。先に『形』を 作っておいて、その容れ物に後から『心』が入るものなの」と説明したセリフが妙にスッと入って来た。

神道では

「形は心を進め 心は形を求める」と言う。

巫女舞でも先生は

「先ずは形を身体に覚えさせる事が大切」と仰る。


お茶室に入る前につくばいで 手と口を清める所作が

神社の手水舎での作法と同じなのを識り

日本人の生活の中で当たり前だった事を

細々とかもしれないが

神道を通して伝えてくれていた先人達に

感謝の想いが湧いて来た


掛軸の『瀧』と言う漢字を観て 水しぶきを顔に感じ

滝壺から上がる冷気をみる


雨音の違いを聴き 土の匂いを嗅ぎ 季節を五感で感じる

そうやって日常の中で自然と繋がっていた 

日本人の豊かな感性の美しさが散りばめられた

映像だった



残念ながら パンフレットは売り切れで

帰りに本屋さんで原作を購入した


  この本の前書きに
「人には、どんなにわかろうとあがいたところで、その時がくるまで、わからないものがあるのだ。
しかし、ある日、わかってしまえば、それを覆い隠すことなどできない。」とある。


本当にそうだと思う目
自分が、自分だと思っているのは 本当の自分では無いと識ったら もう 元の幻想の世界には戻れないおねがい

「中村聡恵」として 体験している自分を
興味深そうに観察してる 自分がどうやらほんとの自分らしい…
身体を持って体験する事の意味を
地球と言う🌏物質界に 何をしにきたのか
朧げながら だんだんつかみかけている 

そして 見るもの👀聴くもの👂出逢う人
興味深いったらないニコニコ

最近やっと 地球が本当に楽しくなって来た照れ
そんな 今日の私