テレビで野犬や噛み付きの激しいワンコの「矯正」をする、調教師さんが紹介されていました。
噛まれて血を流しながら、覚悟をもってワンコたちと向き合う調教師さん。
でも、その光景に目を背けてしまいました。
それでいて、まぶたに焼き付いて離れません。
その人は噛み付いたワンコにまたがり、頭を何度も殴りつけました。
ワンコはこれ以上つぶれないくらい目をつぶっていました。
その人は、犬の群れのボスになっているのだと思います。
その部分を強調するようなテレビ側の編集だったのかも知れません。
少しずつワンコに変化が見られはじめました。
ワンコは1月で卒業と考えていると、その人は言っていたから、もう、おうちに帰っているかも知れません。
どうしているかな。
でも、気になることがあります。
あれを見た人が
「あのやり方で、しつければいいのかー」と、思ってしまわないかな。
いけないことをしたら、またがって動けないようにして、頭を殴る。
何事も力をもって犬に君臨する。
時々カミカミ王子になるわが子を止められない私です。
何がその子をそうさせてしまうのか考えますが、少しわかるような気がして、でも、全てはわかりません。
噛み付きたくなる感情から、早く、開放してあげたいけれど、できません。
落ちこぼれの飼い主です。
でも、私は、その人のようなプロではないので、プロと同じやり方はできません。
私は、わが子を殴ることはできません。
みとくん、かあさんはどうすればいいかな。
そうね。