『美容院が苦手な方々へ』

皆さんこんばんは、遠野なぎこです

美容院が苦手な方、とても多いと思います。

勿論、私も同じ。

今迄、何度美容院で吐き気と腹痛の症状が出てしまった事か。

やっぱりね、目の前の鏡がどうしても苦手なんですよね…普段から手のひらサイズの小さな鏡でしか自分を直視出来ない私からしたら、あの大きな鏡の圧迫感がかなりのプレッシャーで。

それが理由で、一時期はスーパーロングヘアにしていました。（バラエティに出させて頂いてすぐあたりは、スーパーロングでした）

よく『ロングヘアは、何か強いこだわりですか？』と聞かれる機会が多く、当時はまだ“心の病”についてはカミングアウト前だったので『物凄く、面倒で

』とか『美容に興味が無くて放ったらかしにしてます（笑）』だとか言って誤魔化していました。

でも…実際には鏡に抵抗があり過ぎて、一年半に一度とかしか行けなかったっていうのが真実。

ただ、とあるキッカケでショートカットにしてからというものの…一カ月に一回は通わないと、スタイルが保てず。（ショートって維持が大変なんだって知らなくて

）

幾ら苦手でも、美容院通いを避けられない生活となりました。

克服は…出来ていません。

今も、時々吐き気と腹痛等の症状が出ます。

でね、この前正直に美容師さんにお話をさせて頂きました。

『私は“醜形恐怖”という、ちょっと心の問題を抱えています。なので、鏡の前に居ると抵抗を感じ時々体調を崩すので…具合が悪くなったらお伝えしてもいいですか？』と。

お話を伺ったら、お客様の中には同じように“鏡を見る事が出来ない”“出来れば見たくない”と仰る方も時々いらっしゃるそうです。

なので、『具合が悪くなったらいつでも言って下さい』と理解を示して下さいました。

“醜形恐怖”という説明迄は、特にしなくてもいいかと思いますが（私は公表しているので、改めてお伝えしただけなので）…鏡が苦手で美容院に行けない方々は、一度美容師さんに“苦手”だという意思や“体調が悪くなるかもしれない”という不安をお伝えしてみても良いかもしれません。

よっぽどデリカシーの無いお相手でなければ、ある程度察して下さると思いますし（そうだと思いたいですしね）…万が一にも嫌な思いをされてしまったら、世の中には数えきれないほどの美容院があるので選択の自由は幾らでもありますから。

我慢をし続けたり、諦めたり、生活に制限をかけて暮らす息苦しさ…私も痛いほどに分かります。

だからこそ、少しの勇気でだいぶ気持ちが楽になったりするよ〜

という事を、皆さんにお伝えしたくて…。

“醜形恐怖”も“摂食障害”も“パニック障害”もその他の“目に見えない病”も、それらの根本的な解決にはならなくても…『理解してくれる人がいる』『受け入れてくれる人がいる』『知っていてくれる人がいる』その事だけで、深く心が救われます。

勿論、無理にとは思いませんし言うつもりも全くありませんが（私はある部分、強いから言えるだけかもしれませんし）…『そんなチャレンジの仕方もあるよ〜

』という、お話でしたっ

なぎ

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