『“弱音”と“本音”』

皆さんこんばんは、遠野なぎこです

“年末あるある”…やっぱり摂食の症状が、ちょいちょい出てしまっています。

症状が出ない日も、何をどれだけ食べる事が“普通”なのか分からず混乱する日も多くて。

昨日、楽屋で『何で私は摂食障害なんかになっちゃったんだろうなぁ…』と、久々に弱気な発言をしてしまいました。

年末年始と、プレッシャーを感じながらも気合いを入れているお仕事もあって。

『こんな外見じゃなきゃ、もっと自信を持って闘えるのに…』なんて、言ってしまった。

摂食障害の症状は、人それぞれ異なります。

私の場合は15歳で発症し、それから24年の間…拒食、吐かない過食、過食嘔吐、吐けない過食、チューイング等を繰り返してきました。

しかし現在は、ビックリする位にその“衝動”は激減しました。

それでも、こうして年末年始であったり人間関係であったり…何かしら自分でも気づかないストレスを抱えると、どうにもコントロール不能な“衝動”が顔を覗かせて来るのです。

更に、私は運動が全く出来ません。

運動っていうか、所謂“自分磨き”的なやつね。

もぉ、今迄に何回何十回とジムで契約をして解約を繰り返してきたか…身体を動かしてエネルギーを消費している間に、頭の中がゴチャゴチャになってしまうのです。

『何でこんな身体を人前に晒しているのだろう』

『皆んなが私を〇〇で醜いと思っている』

要するに“身体”というものに向き合う事自体が強いストレスとなり、ジム帰りは必ず過食嘔吐というまるで意味のない…むしろ逆効果な結果を生むのです。

マネージャーK氏や、スタイリストさんから『考えない事』『それでも、普段は食べられる事が出来るようになっただけで素晴らしい』『良くなった部分だけを見ましょう』『ちゃんと、今の遠野さんを見てお仕事を戴いているんですよ』と言葉をかけてもらいました。

そう…考え、塞ぎ込んではいけないんだ。

普段は病を受け入れ、“共存”して生きているつもりなんだけど…時々ね、自分の人生を恨みたくもなるのです

だけど、今私がしなくてはならない事。

それは、有り難い事に与えて頂いたお仕事に対して“しっかりと責任を果たす事”。

ただ、それだけ。

私の事情は、私の事情でしかないのだから。

よしっ！！

頑張るっ(ﾉ´▽｀)ﾉ

さて…

明日は、衣装合わせだっ

なぎ

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『摂食障害。食べて、吐いて、死にたくて。』を、店頭やネット等でご購入頂き“返信用封筒”(ご自身でご用意ください)に宛名を書き“82円切手”を貼り、本の中にあります“読書カード”と共に送って下さった方に、遠野なぎこ本人が一本一本手編みしている“いのちのミサンガ”とお礼の直筆カードを書いてお送り致しております。