『“お悩みメッセージ”』

皆さんおはようございます、遠野なぎこです

短いですが、“お悩みメッセージ”へのお返事をさせて下さい。

Aさん

『なぎ姉、こんばんは。
私は社会不安障害と抑うつと診断され何年かたっています。
何をするにも不安で、怖くて、外に出ることも苦痛で。
本当に辛いんですが、私自身これは甘えなのではと思ってしまいます。
なぎ姉、どうしたら苦しまずにいられますか。
どうしたら解放されますか。
死ぬしかないんでしょうか。』

Aさん、メッセージをありがとうございます

私も“社会不安障害”と診断されて、だいぶ時間が経つよ。

Aさんと、同じよ。

何をするにも不安で、怖くて、外に出る事も苦痛だよ。

だから、仕事以外は基本家の中から出ないんだ。

笑われても、珍しがられてもどうでもいい。

時折、こういう私を変えようと仕掛けて下さる親切な方達も現れるけれど…そういう方達は私の人生に決して責任なんて持ってはくれないからね。

鈍感力に長けている方達は、本当にどうでもいいっていつも心底思うよ（笑）

（お優しさには、それはそれで感謝はしますが）

甘えではない事は、Aさんが一番分かっている筈。

診断名があるのだから、分かりきっている事だよね。

“苦しまずに済む事はない”。

“解放される事もない”。

それが、“現実”。

でも、それは決して“絶望”とは言い切れないのよ。

それも、“現実”。

どうか“病との共存”が、“我々を救う術”“我々が生き抜く道”だと受け入れて欲しい…時に“闘い”でもあるけれど、やはり病との向き合い方は“共存”なのだと改めて知って欲しいです。

“死ぬしかない”。

そうね…

でもね…

“死”はね、焦る必要が無い事でもあるのだと思うのよ。

否定はしないけれど。

どんなに立派な人間として生まれ育って来ても…この世に生を受けた者には、平等に100%“死”が待ち受けています。

世の中に“絶対は無い”と言うけれど、唯一の“絶対”を挙げるのであれば…それは、“死”なのです。

だから、焦る必要は無い。

大丈夫。

“向き合う事”も大切ではあるけれど、“向き合い過ぎる事”はストレスにしかならないって場合もある。

私が、一緒に居る。

大丈夫。

私も、一緒に生きる。

大丈夫。

いつだって“大丈夫”って、言い続けるから。

手を繋いでいようよ。

お互いの体温を感じて、“一歩ずつ、一歩ずつ”一緒に歩いて行きませんか

なぎ

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