『“醜形恐怖”との向き合い方』

皆さんこんばんは、遠野なぎこです

さて。

“醜形恐怖”との向き合い方、“自己流リハビリ”についてお話をさせて頂きます

私は、幼少期から母に『お前は醜い、お前は醜い』と言われ続けて育ちました。

具体的にどこがどう醜いと言われた事も、細かく覚えています。

現在、そんな母を許せない気持ちや憎む気持ちは一切ありません。

私に近づかないでくれる限りは、“ただの血の繋がりがある人”がこの世の何処かに存在しているとしか認識していません。

ただし…“醜形恐怖”自体には、多少なりとも悔しい気持ちが残るのも事実です。

自分の外見が嫌いだという事は、些細な事のようで日々必ず向き合う問題である為…それなりに苦しいものです。

人間関係にも響きます。

日常生活や日常会話にも響きます。

だって本当の本当は、『こんな醜い姿誰にも見せたくない、皆んなが私を“気持ち悪い”と思っているに決まってる』と常に頭の中がグルグルと嫌悪感が絡まり合っているのですから

そこで、例えば外見に対して肯定的な意見を言われれば（要するに褒められれば）馬鹿にされているのか嫌味を言われているのか、なんて人の言葉を真っ直ぐに受け止められないのです。

ただね…

“辛い”“苦しい”とばかり言って、いつまでもその場で足踏みをしている訳にもいきません。

自分が変わらないと、結局“生きにくさ”からは抜け出せないからです。

そこで私は、ある時から自撮りを始めました。

『何で醜形恐怖と公言しながら、自撮りしてんの？話は嘘なの？』なんて言われる事が時々あります。

違います。

っていうか、そんなつまらない嘘をつく理由が分かりません。

“自撮り”は、私にとって“リハビリ”なのです。

植え付けられた“モンスターのような私”は、一般的に見て本当に“モンスター”なのか。

それを知りたく、自分の目で見て自分の心で判断をして『認識の“育て直し”』をしているのです。

“認知行動療法”の自己流版と言いますか…。

（知識として間違っていたら申し訳ありません）

なので、自撮りをしますが…表情がいつも殆ど一緒なのです。

これ以上崩した表情をする事が今の段階では、まだ恐怖でしかなく…一つの表情で精一杯なのです。

それでも、『そうか…私はこういう顔をしているのか。もしかしたら、モンスターという程ではないのかもしれない』というレベルにまでは達したので、個人的には一定の効果は感じています

あとね、醜形恐怖のメリットも探してみると無くはないんだよ（笑）

例えば私なら…

“決して天狗にならない”（⇦むしろなってみたいが、なりようがないヽ(゜▽、゜)ノ

）とか、“美人芝居”に憧れないから今回の舞台のようなコメディでもコミカルな役を積極的に演じられるとかね。

芝居の幅が大きく広がるなんて事にも繋がったり。

いつか、少しずつ“自撮り”の表情が変わる日も訪れるかもしれない。

その日を心待ちに、日々“醜形恐怖”と向き合い改善を目指していこうと思っています。

⇧ほらね、見事に同じ表情（笑）

角度まで同じなのは、単純にスマホケースの悠くん&蓮くんと三人で写りたいから必然的にこの角度になるだけって話です

なぎ

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