『“毒母”からの卒業』

皆さんこんばんは、遠野なぎこです

日々、様々なお悩みメッセージを戴きます。

そんな中、実母（毒母）との関係に悩んでいらっしゃる方の何と多い事か…

“毒母”との関係性。

精神面、そして“生活面”“行動面”においての“断ち切り方”…

正直、簡単ではないよね。

苦しいよね。

悔しいし、納得もいかないし、己の宿命を呪いたくもなるよね。

本当に…身を切られる痛さと向き合わないと、実現しない事。

そして、残念ながら“完全なる断ち切り”は“限りなく不可能に近い”という現実。

行動を起こしある程度断ち切れたとしても、目には見えない様々な“後遺症”に苦しみます。

体験した“痛み”は、時と共に少しずつ癒えてきても…その“記憶”を完全に消し去る事は困難です。

我が身をもって、理解しているつもりです。

自身の経験から言えば…やはり、“自立”と何かを“自分の力のみ”で成し得る事が大きな転機となると感じています。

“自分の力のみ”で成し得る何か…内容はどんな事でも良いと思うのです。

ほんの細やかな事でも、全然良い。

ただ、そこに“母”という存在が無介入であるという事…それが何より大切。

自尊心が低すぎて自分を責め過ぎな我々は、自分だけの世界や役割を見つける事で自分を肯定出来るようになり…いっぱいいっぱいながらも、何とか日々の生活を繰り返していく事が出来るようになると個人的には思うのです。

何と言いますか、“生き直し”みたいな事が出来るのではないかと思っています。

幼少期から本当に求めていたもの。

それは当然ながら、育児放棄でも暴力でも罵りでも何でも無く…非常にシンプルな“無償の愛”。

大人になり、自由と共に“責任”と“選択”を抱える我々が…自分の為に出来る、“もう一つの方法”。

それは…自分の母は“自分”だと捉える事。

そう強く意識をする事。

“自分育て”を、イチから丁寧にしてあげるんだ。

…ダメダメな時は、笑って思いきり抱きしめてあげる。泣き止むまで、泣かせてあげる。

…しっかりと責任を果たせた時は、たっぷりと褒めて優しく温かく思いきり抱きしめてあげる。

愛おしく、大切に、常に肯定をし、労わりながら…俯瞰から眺めて、“自分育て”をしていく。

ここ最近、改めて意識している“私の生き方”です。

でもね…

立ち止まる方々も沢山いらっしゃると思うんだ。

現実的に、逃げ出せない環境の方や諸々のご事情を抱えられた方も沢山いらっしゃる。

そんなご自分の事は、どうか責めないであげてね。いつか歩き出せる日が訪れるのを待とう。

その日が訪れたら…ゆっくりゆっくり、“一歩ずつ一歩ずつ”進んで行こう。

歩みが止まってしまっても、後ろに下がってしまっても全然良い。

自分の楽な速度で、最終的に自分の心が軽くなる場所に辿り着ければいいのだから

二度とは訪れない毎日を、誰のものでもない“自分だけの人生”を静かに…そして、時には強く激しい感情に身を任せて共に生きて行きましょうよ。

大丈夫。

あなたも私もきっと大丈夫…いつまでも手を繋いでいるから、安心してねっ

なぎ

☆………☆………☆………☆………☆………

『nagiko tono 〜一歩ご飯〜』はコチラ

⇩

https://nagiko-tono.amebaownd.com/

☆………☆………☆………☆………☆………

《お手紙＆メールの宛先について》

お手紙はこちらにお願い致します。

※住所が変わりました

(株)ワイルドビジョン

〒160-0004

東京都新宿区四谷4-30-23

ビルド吉田404

遠野なぎこ宛

メールはこちらにお願い致します。

nagiko@wildvision.co.jp

☆………☆………☆………☆………☆………

《ミサンガについて》

まだまだ“いのちのミサンガ”の応募を受け付けております。

『摂食障害。食べて、吐いて、死にたくて。』を、店頭やネット等でご購入頂き“返信用封筒”(ご自身でご用意ください)に宛名を書き“82円切手”を貼り、本の中にあります“読書カード”と共に送って下さった方に、遠野なぎこ本人が一本一本手編みしている“いのちのミサンガ”とお礼の直筆カードを書いてお送り致しております。