『盲導犬について、私の“価値観”』

皆さんこんばんは、遠野なぎこです

“盲導犬について”。

私は純粋に感動しましたし、深い感銘を受けましたが…勿論色んな考え方をお持ちの方がいらっしゃると思います。

“盲導犬がどれだけ厳しい訓練を受けているか”。

“虐待だ”。

その訓練法に疑問を抱かれる方々も、中にはいらっしゃると思います。

ただね、これは単純に私個人の考え方ですが…

イタズラにいのちを奪うような、己の興奮材料やストレスの捌け口等の大きく間違った“虐待”と“盲導犬”の存在は一緒にしてはいけないと思っています。

厳しい訓練を受けようとも、目や耳の不自由な方々の元に行き人を助け共に暮らし…そしてその方達から感謝をされ、愛されている盲導犬も沢山存在すると思うからです。（盲導犬の訓練を受ける前にパピーウォーカーと呼ばれるボランティアさんに愛情を持って育てられ、全ての役割を果たした後にボランティアのご家庭に愛情を持って引き取られる子達もいますよね）

誰しもが、盲導犬を“人間にとって都合の良い物”として見ている訳ではありません。

そして、同じ家庭で最期の時を迎えるまで育てられる事が“幸せの全て”だとも思いません。

全ては“与えられる愛情”の深さと大きさ。

警察犬とかも同じだと、個人的には思っています。（警察犬が表彰されたりするのは、いまいちピンとこないけどね…ああいうのは人間のパフォーマンスでしかないんじゃないかとf^_^;

）

何故ならば、私達人間だって“同じ”だと考えているからです。

人間も、生まれてくる環境や人生を選べません。

経済的に裕福でも心が満たされない環境。

経済的に不安定でも心が満たされる環境。

心の病気、身体の病気になる人々。

LGBT等、性的マイノリティに思い悩む人々。

長生きをする人。

短命な人。

誰だって、出来る事なら何の不安も痛みもなく穏やかに理想的な幸せだけを感じて生きていきたいものです。

でも、そうはいかないのが“人生”であり、“運命”であり、“宿命”なのです。

だからこそ、与えられた運命の中で考えたりもがいたり闘ったり…時折ご褒美を戴いたりしながら生きて行く。

それは人間も、ワンちゃんもネコちゃんも、地球上のどんな生き物も同じなのではないかと思うのです。

当然ね、ただただ痛めつける“虐待”は論外です。

でもね、その意味が分からない年齢からただただ痛めつけられる虐待を心身に受け続けてきた私でも…その中で人生においての“己の役割”を探し、脆く儚くも強い愛を見つけたりしながら今迄生きてきたのです。

“幸”か“不幸”かは、当事者にしか分からないものです。

私は、自分を“不幸”だと思った事は人生において一度たりともありませんしねf^_^;

なのでね、私は盲導犬にサポートをしてもらいなが生活をしている方々を心から応援をしたいですし…そのような生活を送っていらっしゃる方々が観劇にいらして下さる事を、非常に楽しみにしております。

色んな意見があって、全然良いと思うよ。

今夜、私は“私の考え方”をお話しました。

ただ、それだけの事

なぎ

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