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皆さんこんにちは、遠野なぎこです。

母を思う。
いきなりだけど。

私さ、気がつけば現在37歳な訳だよね。
私がNHKの朝ドラヒロインに選ばれた時が18歳。
その当時の私の母の歳になったんだよね。

母は18歳で私を身ごもり19歳で私が生まれた訳で…何か、ちょっと色々考えちゃう。

周囲が『ン?』って思うくらい面倒くさがりで突飛で強気で堂々としている部分だとか…かと思えば、メンタルがおぼろ豆腐レベルにフニャフニャ過ぎる部分だとか。

やっぱり嫌でも年齢を重ねる度に母を意識する。

日常生活において似ている部分が多々あり、嫌気がさすというより…見てきた事や刷り込みやDNAレベルでの重なりに愕然とする時がある。

“あの人”はきっと寂しかったんだろうなぁ、って。“私よりも弱かったんだろうなぁ”、って。
今はそうも思える。
それは、私とは違い“表現の場”や“自己確認”の場が無かったから特にだと思う。
だから私を芸能界に入れた。夢を託した。

…そして母の為に頑張る私に、母は嫉妬した。こちらからしたら迷惑この上ない訳だけどf^_^;

彼女は居場所を見つけられなかったんだ。
その代わりに男性に依存した。
一番簡単な方法。
それがあの人が選んだ人生。

おかずがキャベツの千切りのみという貧しい生活の中、離婚を繰り返し4人の子どもを無計画に生んだのも彼女の身勝手かつ自分本位な性格の表れだと思います。
よくニュースになるパターンの母親に近い存在だと思います。
不倫や何やらも子育て放棄も虐待も全てね。
本当はね、寂しいからって何をしても許される訳じゃないのにね…可哀想な人だったと今は思うしかない。

私はね…
愛する者を真っ直ぐに愛したい。
愛する者に責任を持ちたい。
愛する者を精一杯に伸び伸びと生かしたい。
愛する者には自分以上に目一杯の幸せを感じてもらいたい。
それだけを、ひたすらに願う。

そこがあの人とは完全に違う気がする。
ある意味、彼女から学んだ部分なのかも。
反面教師という意味で。

簡単に言ってみれば、子どもを授かった時点から母としての自覚を持つべき。
夜遊びや、男遊びは断つべき。

ただ…案外そうでもない母親が世の中には一定数存在すると知る、現在の年齢になった私。

彼女なりに色々な葛藤があったのかもしれない。いや、あったのでしょう。
子を生み育てた事のない私には、言う権利がどこまであるか正直分からない部分もありますが。

とは言え…
心身の暴力について、私は決して忘れない。
これだけは、決して許される事ではない。
それは絶対に。

自尊心が低過ぎる現在の自分を形成した母を憎む気持ちが全く無いと言えば、それは嘘になるかもしれません。

しかし、誰のせいにしても自分は自分なんだよね。
自分の人生を生きるのは自分。
自分の人生に責任を持つのも自分。
結局はそこのみ。

そこでまた一つ思う事。
果たして私は将来、母を始めとした“血の繋がった家族”と呼ばれる人達に再会する日は訪れるのだろうか。
不謹慎ではあるが、“血の繋がった家族”と呼ばれる人達が万が一私より先にこの世を去った時…私はお焼香をあげに行くのだろうか。

行くから良い人間。
行かないから悪い人間でもない。
世間体ではなく、自分の意思を尊重すべきだと思う。誰しもが。
そうだな…恐らく明日万が一そんな事が起きれば私は行かないでしょうね。
自分の心を守る事が第一優先だから。
生きる術だから。

先々は、まだ分からないけどね。

少なくとも…
“私が死んだら”その場所には“血の繋がった家族”の誰にも来て欲しくないかな。

涙すら流して欲しくない。
彼等彼女等は私の本当の心の底を知らないから。
病を抱え、神経質で、自分達の輪には入らずひたすら厄介な存在だと思われているはず。
それでも芸能界にいる私の事は恐らく自慢。
だからこそ、今であれば中途半端に悲しむ顔を世間に見せる事はして欲しくない。

結局、自分の事に関してはとりあえずの答えは出てるのよねf^_^;

なんかさ、ここ数ヶ月ずっーと実の家族の夢を見るからちょこっと考えちゃったのよ(笑)
まぁ、結局気持ちは変わらないのかね〜。

私は亡き蓮ちゃんと、来月10歳になる悠くんと生かされる限りしっかり生きて行きます。
なんやかんや言いつつ、結局それだけだね
なぎ
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『一歩写真』。
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小松菜とトマトのグリーンスムージーDASH!
最近野菜不足が心配で、緑の物も足してみました( ´͈ ᗨ `͈ )◞♡⃛
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nagiko tono 〜一歩ご飯〜』はコチラ
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3月5日更新
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(最終月曜日を除く)
TOKYO MX「テレビが無料で視聴できる!エムキャス」

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毎週土曜日一話更新

文庫化情報「一度も愛してくれなかった母へ、一度も愛せなかった男たちへ」
新潮文庫より3月29日発売
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邦画「極サギ3」[DVD]販売及び、レンタル開始中    

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