皆さんこんにちは、遠野なぎこです
本日も『お悩み相談』のお返事を一通
《Mさん 38歳女性》
》＊過食期、病院に行く度に帰り道症状が悪化する事について…
ありました、私にも過去に経験があるので非常に状況が良く分かります。
今改めて考えてみればね、やはり病院や先生との相性が良くなかった事が一番の原因だったと思います。
つまり『分かって欲しい』という思いをぶつける場所、本来ならば『分かってくれるべき場所』で『分かってもらえない時』。
人は想像以上のストレスを抱えるものです。
家族、恋愛、結婚でも同じだと思いますが。
身体は正直です、心当たりを感じたら新しいクリニックを探してみる事も悪い事ではないと思いますよ
ご質問の続き…
＊治療中お薬が合っているか効いているのか、先生に聞いてもいいものでしょうか？
こちらのご質問に関しては当然オッケーです！！というか逆に言えば、お医者さん側からあなたに毎回細かく聞いてくれるべきだと私は思います。
メンタルの問題と闘っている人間は、他人に自分を表現するのが苦手な事くらい本来であればアチラが把握してなきゃおかしいです。
ただ一つだけ…やたらめったらお薬を増やしてくるお医者さんにだけは気をつけて。勿論その量のお薬が必要な方もいらっしゃるとは思いますが、副作用で私は逆に悪化しましたから。
離脱症状もありいざという時の断薬も大変だという事だけ、お伝えしておきます。
それから…
＊生理中症状が悪化しますか？とのご質問。
私の摂食症状は現在劇的に回復をして、拒食も過食も過食嘔吐もかなり長い間症状は出ていません。
ただ過去を振り返ると生理中というのは健康な人でさえ食欲にも影響が出ますし、PMSも酷いと余計なストレスがかかり悪化する傾向にあるとは思います。そういう事も信頼出来るお医者様に出会ったら是非相談してみて下さいね！！
（ちなみに私はピルを服用していますが、それによってPMSが楽になるという事も特に感じていません。個人差があるようですね）
そして最後のご質問…
＊職場の方等が、体型をからかってくる事への対処について。
コレは摂食障害の一番痛い所。
拒食期は分かりやすい、しかし過食嘔吐期や吐けない過食期は周囲には病と闘っているようには見えづらいからです。
私も何度も傷つき、何度も一人で悔し涙を流しました。
『何キロ太った？』
『そのお腹どうにかしなきゃ（笑）』
『椅子が壊れる』
『何でそんな身体で平気なの？』
言葉にすらしたくない事も沢山沢山言われました、それはスタッフさんであれ共演者であれ一般の方であれ同じでした。
『どうせ誰にも私の苦しみは分からない、こいつら皆んな世界から消えていなくなればいいのに』…世の中や、特に私を病に導いた母親に対しての恨みでいつも心の中には鬼が棲んでいました。
でもね、ある時期気がついたの。
『ちゃんと相手に伝えよう、伝えなきゃこの人達は分からないんだ』って。
分からないから、悪意がないから身勝手に人を傷つけていい訳じゃない。本来ならどんな状況であれ不用意に人を傷つける方が完全に悪いです。
でも世の中には“伝えなきゃ分からない人達”が少なからず存在するのだと、ある時期知りました。
それから私は毎度自分の背中を押して…
『自分は“摂食障害”という病気である事』
『自らの意思でのダイエットは非常に困難な事』を伝えるようにしています。
お衣装も基本は“LLサイズ”か“ゴムウエスト”でとお願いしています。（スタイリストさんがつかない場合は自己申告をするのです）
病は恥でも何でもありません。
傷ついてばかりでいい筈がありません。
私達は大変難しい病と四六時中闘っている、言わば『勇者』なのですっ٩(ˊᗜˋ*)و
だから知識もない薄っぺらな人間には、対等に向き合い告白をしていいのだと私は思います。（まぁ、あんまり攻撃的にはならずね（笑）“教えてあげましょう”位の気持ちで
）
） その人達がどう我々の病を受け取ってくれるかは分からないけれど、真剣な気持ちさえ伝わればあなたに対しても…そして今後同じような事態にも今迄よりも優しく気遣いを持ってくれるかもしれません。
それでも伝わらない未成熟なバカちんには、心の中で、家の中で、ベッドの中で『あのバカちんめがぁっ
』と思いきり悪態をついて見下げてやりましょう（笑）そしてサッサと見切りをつけましょ〜(^_-)☆
』と思いきり悪態をついて見下げてやりましょう（笑）そしてサッサと見切りをつけましょ〜(^_-)☆長々とゴメンね
Mさん、“明けない夜はない”という事をどうか忘れないでいてね。
同じ痛みを知る人間はこの場所に大勢います、皆んな皆んな仲間だよ
一緒に支え合って行こうねっ( ´͈ ᗨ `͈ )◞♡⃛
なぎ
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『nagiko tono 〜一歩ご飯〜』はコチラ
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《お手紙＆メールの宛先について》
お手紙はこちらにお願い致します。
※住所が変わりました
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ビルド吉田404
遠野なぎこ宛
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《ミサンガについて》
まだまだ“いのちのミサンガ”の応募を受け付けております。
『摂食障害。 食べて、吐いて、死にたくて。』を、店頭やネット等でご購入頂き“返信用封筒”(ご自身でご用意ください)に宛名を書き“82円切手”を貼り、本の中にあります“読書カード”と共に送って下さった方に、遠野なぎこ本人が一本一本手編みしている“いのちのミサンガ”とお礼の直筆カードを書いてお送り致しております。
ご応募お待ちしております。
※期限は設けておりません。
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《出演情報》
9月20日発売
光文社「FLASHダイアモンド」
インタビュー掲載
ネット動画サイト
「MILOU（ミルゥ）」
『誰にも言えないオンナの悩みに答えます！私だけ？相談室』
毎週土曜日一話更新
9月26日
TOKYOMX『バラいろダンディ』
21:00～21:55月曜隔週レギュラー
↓
TOKYO MX「テレビが無料で視聴できる！エムキャス」
フジテレビ 「アウト×デラックス」
23:00～23:30毎週木曜
文庫化情報「一度も愛してくれなかった母へ、一度も愛せなかった男たちへ」
新潮文庫より3月29日発売
邦画「極サギ３」［DVD］販売及び、レンタル開始中
webサイト「ウートピ」にてインタビュー掲載中 http://wotopi.jp
「大竹まことのゴールデンラジオ」
※番組公式Podcastからいつでも聴くことができます。
下記URLよりダウンロードできます。
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《摂食障害や心の闇についての講演会承ります。》
病院、支援団体関係者さま
摂食障害や心の闇を抱え苦しんでいる方々への支援、またこれらの病気に対する理解を広めるための講演会のご依頼を承っております。
ご依頼の際は、ワイルドビジョンの
電話番号:03-5919-6780
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