今日の東京はビックリする位のポカポカ陽気でした
小学生の時から悩まされている花粉に日々ヤラれちゃってはいますが、毎年打っていたステロイド注射は今年から中止しました
今まで注射一つなーんとも思ってなんかいなかったの。
同じように花粉症に苦しみながらも『ステロイドはちょっと…』なんて言う声を聞くと『はぁ?』って思ってた。
『楽になるんだからリスクなんてどうでもいいし』って。
本当に私は乱暴な生き方をして来たんだなぁ…自分の身体の事なんて一ミリも考えてあげていなかった。
いつ死んでもいいから、今この瞬間さえ作り笑い出来てりゃ上出来の幸せ…そんな風に生きていたんだな。
ステロイドに関しては病院できちんと打って頂くものだし、メリットデメリットに関してはお医者さんのお話をきちんと伺って個人が選べば良いとは思うけれど…何だろうね、色々考えって変わって来るものなんだなって朝から晩までクシャミを連発しながらしみじみと感じています
さてさて、皆さんから頂くご質問に今日はお答えしていきますね。
主には私のここ最近の症状や行動の変化に関してです。
読み進める前に必ず理解をして頂きたい事があります。
私の体験談はあくまでも、“私個人”の体験にしか過ぎません。
病院選びや現在の症状や、病気や治療法に対しての価値観は何かを否定したり何かを推奨する話では決してありません。
同じ病気であっても、100人の病に苦しむ人が居れば100通りの生き方があります。
その点だけご理解して頂いてから読み進めて頂けると嬉しく思います。
決して正解かは分からない、不完全で不安定でもある私の“途中経過”のお話です
まず、一つ目は…病院の事。
私は15歳から長い間、精神科通いをしていました。
精神科ではなくても、摂食障害等メンタルを得意とされるお医者様にもお世話になっていました。
精神薬なんて、この20年間…一体どれだけ飲んできた事でしょうか。
不安を訴えればむやみやたらに薬を処方し、摂食障害の私に対して何の説明もなく徐々に太っていくお薬を出された事もありました。(当然、事実が分かって発狂しそうになりましたし当時のお医者さんに対して一切の信頼を失いましたが。)
頭がボォーッとしてしまう薬や、一番私を悩ませたのは…手の震えや顔中から大量の汗が出てしまう事でした。
ちょうどバラエティーに出させて頂くようになった4年位前から、ネットの中では私は立派にアル中扱いです。
『何も知らない癖に…』悔しくて情けなくて、何度涙を流した事か。
離脱症状が強く、精神薬というものは勝手に止める訳にはいきません。
数えきれない種類のお薬を何年も何年も飲み続け、昨年断薬を見守ってくださるお医者様と出会う事が出来ました。
数ヶ月かけて、鬱状態にならないか摂食障害が悪化しないか…少しずつ少しずつ様子を見ながら。
幾つもの精神薬を完全に断薬出来てから…まだ一年経っていないかな。
断薬を機に、私は病院通いも自分の意思で止める事にしたのです。
勿論、お世話になったお医者様方には本当に心から感謝しています。
ここまで来る道順の中に、専門知識を持たれた皆さんとの出会いも少なからず影響しているかと思います。
だけどね…私は15歳の時から病院通いをして来て、正直何一つ症状は改善されなかったんです。
それどころか、薬の副作用に苦しめられたり…お金だって沢山遣って来た。
なのに、何一つ症状は改善されなかった。
長い闘病生活、そう自分で結論付けて一旦病院通いをストップさせ現在に至ります。
病院通いをストップしてから…私の摂食障害は劇的に改善しました。
お付き合いを始めた彼との出会いが“キッカケ”になった事は、非常に大きかったと思います。
こればっかりは“相性”としか言えないんです。
ブログやテレビで具体的にお話をしてしまうと絶対にフェアじゃないから、彼に対しての愚痴は控えて来ましたが…彼だって決して人格者という訳ではありません。
私も彼も欠点だらけです。
罵り合いとことん傷つけ合い、日々もめ事だらけの一年間を送って来ました。
だからね、綺麗事は言えないんだ。
やっぱり『愛』なんて私には分からないからさ。
『愛』も『絶対』も『信頼』も『信用』も、私にはちっとも分からない。
これが今まで生きて来た答えです…情けないけど。
『愛』であるかもしれないし、『愛』ではなかったのかもしれないし…それよりも、一番実感している事実は『相性』の一言に尽きます。
相性が良かったのは事実。
お互い気持ちが幼いから。
幼稚な心の奪い合いに日々尽力してしまう、バカップルだったからさっ
相性が良くて何が生まれるか…そこが一番のポイントでした。
彼と出会い徐々に心を開き、起きて来た事は…『心の後退』でした。
要するに、赤ちゃん返りです
決して人には見せられないような、姿、言葉、態度で私は彼と接して来ました。
まぁ、多分お互いにね(´0ノ`*)
その結果、子どもの時から子どもらしくなかった私は大人になってからの新たな“子ども時代”を経験する事が出来たのです。
勿論楽しい事だけじゃないよ、フラッシュバックに悩まされたり我がぶつかり合い過ぎてとんでもない衝突が起きたりお互い散々な思いをしたのだけどね
相手が男性でなくてもいい、愛をそこまで重要視し過ぎなくてもいい…他者の前で自分が『赤ちゃん返り』をする事が出来たら何かが変わるのかも、そんな風に思います。
子どもの時に経験出来なかった“真っ直ぐな感情”を知ること。味わうこと。
殴ってくる親の顔色を窺うように、自分をよく見せようなんてまっーたく考えないこと。(勿論リスクは伴いますが(笑))
私は今まで彼の前で、喜びも悲しみも怒りも相手の顔色を一切窺うことなく全力で表現して来ました。
女性としての最低限の恥じらいは当然残しておきますが(そこはやっぱりね、まだ女でいたいしf^_^;)、タブーがほぼ無いくらい見せ合いぶつかり合った事が症状の改善に繋がったのだと思います。
結果ね、離婚してしまったりと大人としてだったり男女の関係においては完璧とは程遠い事にはなってしまったけれど(笑)
それでも、彼と出会い、断薬をし、病院通いをストップしてからの一年近く…おそらくギリギリ両指で数えられる位の過食嘔吐しかしていないと思います。
一日五回とか当たり前、過食嘔吐御殿が余裕で建つ位のお金をトイレにただただ流して来たんだもの。
考えてみたら、夢かと思うくらいの変化です。
愛だの恋だのの幻想を捨てて、別のステップを踏んでみたら…世間からは否定される存在にはなっても、個人的には素晴らしい世界を手に入れられた。
そんな感じです…
これはあくまでも、私の体験談ねっ
何か参考にして頂けると箇所があればと思いお話をさせて頂きました
長くなっちゃったから、もう一つだけ。
残りは後日ね❗️
二つ目もよく戴くご質問。
強迫性障害についての現在の症状。
所謂“確認行為”ってやつね。
私は自宅で言えば、主に…
*寝室のベランダに続く窓の開け閉め確認
*寝室の扉の開け閉め確認
*キッチンのIHの確認
*キッチンの扉の開け閉め確認
*ドライヤーの確認
*トイレがきちんと流れているかの確認
調子が酷く悪い時は、これに加えて…
*全てのコンセント確認
更に調子が酷くなると、これに加えて…
*一度目に入った光景が何なのかを凝視して理解する確認(ソファでもテレビでも何でも…)
*今までの生き方や考え方の確認
そんな感じの毎日です。
一人でお家出るのめちゃくちゃ苦痛~っ❗️
すんっごいストレス❗️❗️
上手に確認しきれず、悔しくて情けなくて自分の人生を呪って…その場にしゃがみ込んで泣いてしまう時もあるよf^_^;
色々試して来たんだ、散々試して来た。
それでもダメなんだ。
目で見て手で触って、しっかり確認をして脳に信号を送って…それを頭が心が決して理解してくれないのよね。
理解してるクセに、許してくれないの。
すんごーい時間をかけないと受け入れてなんかくれないの
ツライよねー。
本当にツライ。
確認している間苦しくなって、イライラするし疲れてきて汗が大量放出してさ
一日の中でどれだけ無意味な時間を過ごしているんだと、大声で叫びたくなるよ…。
それでも、これも摂食障害に通ずるものがあって…ほんの少し楽にはなって来ている気がする。
こちらは大きな改善ではないものの…あ、でも振り返れば大きいな。
酷い時期は支度をしてから、外出出来るまでずっーと確認行為が止められず最大3時間位はかかってた。
今は…すっごい調子が良ければ、なんとか自分を誤魔化してなんとか説得して15分位かな。
プライベートはね、事情を知ってくれている人とじゃないとなかなか会えないね。
もしくは、一緒に確認してくれる相手が居ないとスンナリの外出は100%ムリ(/_;)/~~
仕事の日は本当に申し訳なく思っているけれど、マネージャー女子に部屋まで上がって来てもらって確認をして貰っています
割りきるしかないかな、と最近は思います。
自分を責めても呪っても現状は一つも変わらないから。
申し訳なく思いつつも、なるべくそれを恥と思わずコンプレックスに感じず…申し訳なく思いつつも、周りに頼って症状の改善を待つ方が強迫性障害には有効なのではないかと思っている日々です。
悪循環にならないように、仕方のない現実をネタにこれ以上自分を虐めないように…。
あぁーっ!だいぶ長くなってしまったね(笑)
ゴメンね、疲れさせちゃったよね
続きはまた後日っ❗️
大好きなみんな…毎日沢山のメッセージをありがとう。
…抱きしめて欲しいと言ってくれて、ありがとう。
…抱きしめてあげたいと言ってくれて、ありがとう。
…会いたいと言ってくれて、ありがとう。
…話したいと言ってくれて、ありがとう。
いつか実現するよ。
いつか実現させるからね。
待っていてね。
あなたも私も独りぼっちなんかじゃないからね…
大好きだよ、みんな
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宜しければご年齢ご性別をお書き添えの上、お悩みご相談内容をお送りください。
全てのお悩みにお答えすることはできないかもしれません。
それでも、なるべく沢山のお悩みにお答えさせて頂き、皆さんと繋がり合えればと思いますので宜しくお願い致します!
nagiko@wildvision.co.jp
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