『緩んだネジ』

皆さんこんにちは、遠野なぎこです

…不調。

…不調。

…不調。

絶不調。

辛いね…何でこんなに毎日闘わなきゃいけないんだ。

本当は起き上がるのも辛い。

大酒を飲んで、何日間もベッドで意識を失うように眠り続けられたらどれだけ幸せか。

それでも一つネジが外れてしまう事が本当に本当に恐ろしく…緩みかけているネジを毎日必死で締め直す日々。

朝起きたら二人分のご飯を作る。

洗い物をする。

掃除機をかけて、シーツやパジャマを洗濯する。

たったこれだけの事でも、結構必死。

ネジが外れてしまったら、いよいよ私は壊れてしまうかもしれない…そんな自分を知っているから、だから、毎日表情を失った顔でベッドから立ち上がる。

本に逃げたくても集中力が保てない。

泣けない。

笑えない。

怒れない。

悲しめない。

最近彼がね、外気に触れられるよう木材を買って来て毎日少しずつベランダを改装してくれてるんだ。

休日は外出する気力も出ない私が、一瞬でも密閉空間から抜け出せるように。

呼吸の出来る空間を作ってくれてるんだ。

そんな果てしない彼の優しさにさえも笑顔を返せない、情けない状態の現在の私…申し訳ない気持ちでいっぱいです。

それから、絵の具も買って来てくれた。

私、絵なんて描いた事ないんだ。

それでも、何かを吐き出せるように…って。

いたずら書きでも何でもいいんだからって。

ねぇ、みんな…“心”って何て重いんだろう。

目に見えないものである事が、何とも厄介。

“心”を手に取り出せたらさ、丸ごと洗って、血が滲む傷口を消毒して薬を塗って丁寧に縫い合わせられるのに。

…やっぱり、精神薬、再開しなきゃダメかな。

今まで言えなかったのだけど…私が薬を嫌悪している理由の一つをお話するね。

数ヶ月前のトラウマ。

結婚するほんの少し前…ある人に真っ正面から否定された事があるんだ。

服薬していること、家族との確執…長年闘っている病気そのものを。

『そんな訳が分からない薬なんて飲んでないで、さっさと子どもを作れ！』

『ゲェゲェ吐いてんじゃないよ！きちんと食べろ！』

『虐待？そんな親なんて殴ってやりゃあ良かっただけだ！』

…それが出来たら苦労してない。

出来ないから、病気なんじゃないか。

出来ないから、闘っているんじゃないか。

一言でも反論しようものなら、『口答えするな！』…もうどうしようもなかった。

逃げ道が見つからなかった。

自分を責めるしかないそんな乱暴なやり取りが、お会いする度に重なったんだ。

心がグチャグチャになった。

彼と出会ったことで治まっていた症状が一時的にぶり返したのも、ちょうどその時期だったんです。

再び、食べて吐くという憎い衝動に抗えなくなってしまったんだ。

このままでは自分を保てなくなりそうな事を周囲に打ち明け、その方とは距離を置かせて頂いて…また少し症状が治まって、そしてなんとか結婚に至ったの。

少しでも歩み寄ろうと自分なりに努めていた人に頭ごなしに否定された事は、本当にキツいキツい現実だった。

…薬の力を借りなくては未来を描けない人間が居る事を、これっぽっちも知ろうとしてくれないんだ。

自分の腕の中以外に存在する人間を、決して認めようとはしてくれないんだ。

頭では分かっているの、そんな人達に振り回されてはいけない。私の人生は私だけのものだって。

でも、正直まだその時の痛みを引きずってしまっている。

…もう怒鳴られるのは嫌だなんだ。

…汚ない物を見るような目を向けられるのは嫌なんだ。

…正義感をかざして、ザクザク心を切り刻まれる事が耐えられないんだ。

でも、いつまでもこんな事言ってちゃいけないね…強くならなくちゃ。

変わらなくちゃ。

実はね、暫く通院もしていなかったの。

そんな事が幾つか重なってしまったのが理由。

皆には通院の大切さを説いていた癖に…矛盾しているね、ゴメン。

でも、こんなんじゃダメだ。

来月からちゃんと病院へ行こう。

通院をしよう。

必要であれば、服薬も再開しよう。

私が“私だけの人生”を生きて行く為に。

なぎ

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ほんの短くだけど、お悩みメッセージへのお返事をさせて下さい

☆なぎちゃん、聞いて下さい。

僕を裏切った彼女を許せない。

でも彼女の事が忘れられない。

頭がパンク寸前です。

助けて、どう頭を切り替えたら僕は楽になれますか？

★メッセージをありがとうございます。

精一杯愛したんだね。

愛を贈ったのに、返しては貰えなかったんだね。

…辛かったね。

神から人間に与えらた唯一の感謝すべき優点は、“忘却”なのだと私は思っています。

あがけば足掻く程、傷は深まります。

もがけばもがく程、人は溺れて深い海の底まで沈んでしまうのです。

どうか自然の時の流れに任せて。

『忘却があるから人間は生きていけのだ』私はそういつも言い聞かせて、倒れそうな心を支えているよ。

時間は皆に平等に優しいよ…大丈夫。

今そのままのあなたの痛みを、過去のものに出来る日が必ず訪れるから。

穏やかな笑顔で振り返られる日が訪れるまで、一緒に耐えよう。

いつだって側に居るからね、苦しくなったらいつでも此処に吐き出しに来てね

☆なぎこさん、あなたは偽善者です。

共感で人は救えない。

共感は愛なんかじゃない、錯覚だろ。

自分に酔うな。

★メッセージをありがとうございます。

あなたと私の考えは少し違うみたい。

でも、違っていたって全然いいんだ。これはあくまでも私個人の意見だと思って聞いてね

…“共感と愛は違う”。

いいえ、私は共感こそが愛だと思います。

同情と愛は違う。

けれど、共感は愛です。

“共感”があるからこそ、人は人に寄り添えるのです。

“共感”があるからこそ、人は人を求めずにはいられないのです。

そこに救いがあると本能で知っているから。

そして、そう信じたいから。

私たち人間は目に見えないものに思い悩みます…でも、だからこそ目に見えないものに縋りたくなるのは自然な事なのではないでしょうか。

私はこれからも、誰かに共感をし続けられる自分でいたいと思っていますよ

なぎこ

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『一歩写真』。

＊《秋刀魚のホイルバター焼き》

・秋刀魚両面に切り込みを入れて、バターを塗ったアルミホイルに秋刀魚、しめじ、ニンニク、お醤油をたらして包み210度のオーブンで30分❗️

＊《納豆サラダ》

・ワカメ・卵黄・水菜・白ごまを、ごま油で作る手製ドレッシングで。

＊《キャベツと人参の塩昆布和え》

・キャベツ、人参（ピーラーで剥いて）をごま油、白ごま、塩昆布で。

＊《まぐろの漬け》

・小さく切ったまぐろをお酒、お醤油、みりん、すりゴマ、刻んだ大葉で和えて冷やします。

＊《鶏肉のしめじ炒め》

・フライパンにごま油をしき、鶏肉を塩胡椒で両面しっかり焼き端でしめじを炒めお酒を入れて蓋をし蒸し焼きにします。

だし、みりん、お砂糖、ニンニク、お醤油で濃いめに味をつけてタレと絡めて仕上げに白ごまを振りかけて出来上がり。

＊《切り昆布炒め》

・切り昆布はよく洗い一口大に刻み、フライパンにごま油をしき、切り昆布、だし、みりん、お醤油で炒め白ごまを振りかけて出来上がり。

＊《厚揚げ豆腐の生姜醤油がけ》

・フライパンで厚揚げを両面焼き、刻んだ沢庵、ちりめん山椒、長葱、みょうが、鰹節、生姜、ワカメを乗せてお醤油をたらして出来上がり。

＊《人参と玉ねぎのマリネ》

・細切りにした人参、玉ねぎ、すし酢、すりゴマ、バジル、ニンニク、粉チーズで和えて冷やしたら出来上がり。

＊《クリームシチュー》

・今回は玉ねぎ、しめじ、人参、鶏肉で牛乳多めに作りました。ほんの少しのニンニクとバジルを加えて。

＊《卵とチーズのバジルトースト》

・パン（我が家は沢山買うと小分けに冷凍保存しています）の真ん中を少し凹ませて、シチューを少し流し込んで、ニンニク、卵、バターで炒めたベーコン、バジル、チーズを乗せてフライパンとレンジを使って作りました。

＊《厚揚げ豆腐のピザ風》

・厚揚げ豆腐にニンニク、バジル、白ごま、お砂糖、ケチャップ、チーズを乗せてレンジでチン。

＊《ベーコンサラダ》

・水菜、バターで炒めたベーコン、ワカメ、白ごま、ちりめん山椒を盛り付け、手製ドレッシング（だし、ごま油、お醤油をレンジで20秒）を、まわしかけて出来上がり。

むくみを取ると聞き、ワカメやキュウリやお野菜を積極的に摂取するようになってから…驚くほど身体が変化しました❗️

 外食も極力控えています…足のむくみをとる靴下が長年手放せなかったのだけど、もう一ヶ月以上お世話になっていないくらい自炊生活は効果テキメン( ´ ▽ ` )ﾉ✨

食べ物が人間の身体にもたらす影響って、本当に凄い…凄すぎる💧

またいつか症状がぶり返し、食べ物を食べ物らしく口に出来ない日が訪れてしまうかもしれない…それでも、私は恐れを捨て今日も明日も栄養を口に運ぶ事をやめないよ😊✨

喜びを身体中で味わうよ❗️

食べ物は憎い“カロリー”ではない、食べ物は私たち人間の“エネルギー”なんだ( ´ ▽ ` )ﾉ👍🍴

焦らず、一歩一歩進んで行こう😊💓

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《お悩みメッセージについて》 

宜しければご年齢ご性別をお書き添えの上、お悩みご相談内容をお送りください。 
全てのお悩みにお答えすることはできないかもしれません。 

それでも、なるべく沢山のお悩みにお答えさせて頂き、皆さんと繋がり合えればと思いますので宜しくお願い致します！ 

nagiko@wildvision.co.jp 

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《お手紙の宛先について。》 
お手紙はこちらにお願いいたします。 

(株)ワイルドビジョン 
〒160-0005 
東京都新宿区愛住町23Woody21ビル5F 

遠野なぎこ宛 
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《ミサンガについて》 

まだまだ“いのちのミサンガ”の応募を受け付けております。 
『摂食障害。 食べて、吐いて、死にたくて。』を、店頭やネット等でご購入頂き“返信用封筒”(ご自身でご用意ください)に宛名を書き“82円切手”を貼り、本の中にあります“読書カード”と共に送って下さった方に、遠野なぎこ本人が一本一本手編みしている“いのちのミサンガ”とお礼の直筆カードを書いてお送り致しております。 
ご応募お待ちしております。 

※期限は設けておりません。 

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《出演情報》 

webサイト「ウートピ」にてインタビュー掲載中 http://wotopi.jp

9月29日「失恋島」フジテレビ 24:50～25:50

10月3日「性格ミエル研究所」フジテレビ

23:00～24:00

10月4日「オールスター感謝祭2014秋」

TBS 18:30～23:48 

「アウト×デラックス」フジテレビ毎週木曜23:00～23:30 

「大竹まことのゴールデンラジオ」 
※番組公式Podcastからいつでも聴くことができます。 
下記URLよりダウンロードできます。 
↓↓ 
http://www.joqr.co.jp/blog/main/ 


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《摂食障害や心の闇についての講演会承ります。》 

病院、支援団体関係者さま 

摂食障害や心の闇を抱え苦しんでいる方々への支援、またこれらの病気に対する 
理解を広めるための講演会のご依頼を承っております。 
ご依頼の際は、ワイルドビジョンの 
電話番号:03-5919-6780 
もしくは弊社HPのCONTACTページの 
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皆様からのご依頼お待ちしています。 

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