皆さんこんにちは、遠野なぎこです
最近急に寒くなってきたけど、皆さん大丈夫ですか?
体調を崩したりしていないか心配しています
あたしの方はね…う~ん、昨日も今日も一昨日も相変わらず絶不調だぁ~(-_\)
久しぶりにだいぶ調子が悪い…気を抜くと、ダークゾーンに突入しかかる(笑)
ハッと気づいて引き止めて…の繰り返し。
参ったなぁ、ヤダなぁ…。
ホント、ちょっとした環境の変化とかなんだよね。
途端に心がグラついて、全ての調子が狂う。
たった一回でもいいから、一日中しんどさを感じないで生活してみたいものだよ
体重もね、この2週間くらいで5キロは増量したからね(笑)
多分体力が少し落ちていて、完全に吐き切れていないんだと思う。(生々しい表現をして、ゴメンね。でも、これが摂食障害の現実なんだ)
…うん。
正直最近の状況、笑えない。
ぜ~んぜん、笑えない。
あっ…でもね!昨日もちゃんと収録してきたんだよ~っ(*^-^)b
ひゃあ~。
5キロ増の、プクプクなぎちゃんのままでお仕事しちまったよぉ~
プクプクなぎちゃん、今日の衣装入るかなぁ~…と、ビクビクしながらスタジオ入りしたさぁっ( ゚ ▽ ゚ ;)
それでも!プクプク&ビクビクなぎちゃんは頑張りました!!(ハイ、いい加減自虐呼びはやめます)
しかもね!昨日の収録は、いっ~ぱいトークに参加出来たんだよ
あたし、エラ~イ!超エラ~イ!!
さぁ、みんな!遠慮なく褒めてくれて構わんぞっ
あのね、よく『辛い時にバラエティ番組のお仕事って…なぎちゃん辛くないの?無理してない?大丈夫?』って、皆さんから心配のメッセージを送って頂くのね、。
みんな優しいからね、本当にいつもありがとうね
でもね…意外に思われるかもしれないけど、逆なんだよ
お仕事をさせて頂くこと、イジッて頂くこと、番組で大口を開けていっーぱい笑わせて頂くことで私は救われてるの!!
だって、そこには唯一私の居場所があるから
これも完全に依存だから良いところばかりとは言えないけれど…“遠野なぎこ”でいられる時間がある限り、しんどい事があっても私は大丈夫なの(o´∀`)ノ
だから、今のところは安心してね!
さて!お悩み相談に行ってみましょ~!!
☆なぎこさん、こんにちは。
なぎこさんと同世代の主婦です。
実は私の娘が摂食障害です。通院しています。
母娘の仲はとても良いです。
苦しみは伝わって来るものの、治そうという努力がまるで見えません。
病気に甘えている気すらします。
例えば、体重計です。病気について少し調べてみたら“まずは体重を測る習慣をやめてみよう”と、提案されていました。
娘にその話しをしたら、泣き叫び嫌だと言われました。
どうしても毎日測りたい…そうじゃないと、不安で頭がおかしくなる。
正直なところ、私は当事者ではないので娘の思考が理解出来ず…私まで病気になってしまいそうです。
どう接したら娘の心を助けてあげられますか?
なぎこさんは体重計を手離さない感覚がお分かりになりますか?
娘は何にあそこまで怯えているのでしょう、教えて下さい。
★初めまして、メッセージをありがとうございます!
まず始めに…
摂食障害の患者さんも全く同じタイプばかりではなく、育ってきた環境や現在の生活状況や併発しているその他の病気によって少しずつ症状やこだわりが異なるかと思います。
ですから、これはあくまでも私個人の考えとさせてくださいね。
では、お話をしていきましょう
…こまめな体重測定をやめられない摂食障害の患者さん、とても多くいらっしゃるかと思います。
時期にもよりますが、私自身も体重計を手離せないタイプの人です。
泊まりの地方ロケにも必ず持って行きます。
プロポーション維持とか、そんな向上心からくる行動では勿論なくて…これも強迫のようなものでこまめに“測らずにはいられない”のです。
測る時間やタイミング、姿にも強い拘りがあります。
私の場合は昔から、体内の水分が不足している起床後すぐ。
下着も全て脱いで測ります。
測定後は100gでも増加すれば死が頭を過るほど落ち込み、逆に100gでも減っていればギリギリ自分は生きる価値のある人間だと…なんとかそう思える。
現在もそうだけど、少し体重が増えて…測る度に気持ちが落ちて落ちて落ちるでしょ?
そうすると…更に体重が増加しているのは吐き切れない事が原因だって分かっているのに、また焦って過食嘔吐をしてしまう。
その繰り返しだから、いつまで経っても負のループから抜け出せない。
もうこれ以上自分を虐めるのはやめよう…と、測る習慣を意識的にやめる時期もあるんです。
体重計に一喜一憂させられる毎日なんてやっぱり愚かだ、と。
でも、数字でしか自分の姿形の良し悪しを判断出来なくなっているから…体重を測らない毎日になってしまうと、鏡に映る自分は象のような身体をしているように見えてしまうんです。(私の場合は醜形恐怖だから、なるべく直視は避けますが。)
そうすると、外に出たり人に会ったりする事が物凄く苦痛になります。
親友や恋人に対してですら、会話の間中…
『私のことデブになった、醜いと思っているに違いない』
『太ってもっとブスになって気持ち悪いって思ってるけど、気を遣って言わないでくれてるだけだ。』
…と、妄想が止まらなくなってしまったり。
更に醜形への意識が悪化すると、鏡どころか自分の姿を頭の中で想像するだけで髪の毛を掻き毟りたくなる。
頭の中の自分の姿がおぞましくて大声で叫びたくなる。
ちなみに私が一番酷かった時期はね…お芝居をしていて相手役の俳優さんの瞳に映った自分を見て、あまりの不細工さに吐き気を催した事もあります。
だからね、今の娘さんにとって体重計は自分自身の“目”の代わりとなって姿形の状態を教えてくれる…身体の一部みたいな存在なのかもしれない。
急に身体の一部をもぎ取られてしまったら、痛くて歩けなくなっちゃう事を彼女は知っているから涙を流してしまうんじゃないかな。
私だったら…今は静かに見守っていて欲しい。
決して甘やかして欲しい訳じゃないの、見て見ぬフリをして欲しい訳じゃないの。
自分を信じて見守っていて欲しいって思ってると思う。
愛している相手が苦しんでいたら、当然周りの人間も早く楽にしてあげたくて焦るし…様々な知識を得て色々な方法を考えると思う。
でもね…完治させたくて、一番焦っているのも、一番もがいているのも本人なんだよね。
ただただ悪魔に支配されるがままになっている訳じゃなくて、本当は色々な方法を探してる。
あなたの知らない所で既に試している可能性もおおいにあると思う。
何故お母さんに分からないように試しているかというと…宣言をしてチャレンジに失敗をして失望させるのが怖いから。
大好きな人の悲しむ顔は見たくないから。
愛されているのが分かるからこそ、お母さんの為にも一秒でも早く治したいと思ってると思う。
私達の願いはね…愛する人達と、何も余計な事を考えずにただ笑って食卓を囲む事なんです。
普通の人がごく普通に送れる日常を味わいたいし、大好きな人達と共有したいというのが私達の唯一の願いなの。
だから、どうかもう少し見守ってあげてもらえませんか?
周りからのプレッシャーがジワジワとストレスとなり、もっともっと深みに嵌ってしまう可能性もあります。
そうなってしまったら、這い上がるのに今よりももっと沢山の時間が掛かってしまう。
今、私からお母さんにお伝え出来る事があるとするなら…“彼女以上に彼女の病気を受け入れてあげてください”。
本人が病気を受け入れるのはなかなか難しいです。
摂食障害になってからのこの19年間、私は一度もこの病気を認める事も受け入れる事も出来ません。
ただただ、胸の中で憎しみの感情が渦巻いているだけです。
あなた自身が彼女の病気を受け入れて『焦る事はない』と伝えてあげてください。
悲しそうな時は、強く抱きしめてあげてください。
辛そうな時は、目と目がしっかりと合ったらゆっくりと抱きしめてあげてください。
そして、少しずつ笑顔が戻って来たら…今度はあなたが癒される番です。
いっぱいいっぱい娘さんに抱きしめてもらってください
どちらか片方だけが必死に頑張ってもダメ。潰れてしまう。
『自分も一緒に闘うよ、だから一人じゃないよ。その代わりあなたが調子の良い時は、ちょっとだけお母さんの事も抱きしめてね((´艸`*)) 』…そう伝えてあげてください。
さて、ここまで長々とお話をさせて頂きましたが…これは、専門家でもお医者様でもない一人の患者としての私個人の意見です。
私も自分の病気を理解する為に今迄たくさんの本を読んできたけれど…専門書や摂食障害を克服された方がお書きになった本等の中には、“先ずは体重測定をやめる事から始めよう”と薦められてる書籍もあるしね。
何が正解かは、本当に人それぞれなんだと思う。
彼女の状態が少し落ち着いている時に、彼女の悩んでいる細かい症状や辛い時はどう接して貰いたいか…等、時期をみて直接話し合うのもアリだとは思います。
一緒に“悪魔”と闘ってくれようとしているあなたが居ることで、彼女はどれだけ救われるか…。
自分の事じゃないのに、何だか私まで嬉しくなってしまいます
娘さんの心に寄り添おうとするあなたは、とても素敵なお母さん…娘さんに一日も早く笑顔が戻って来るように、心の底から祈っています
☆なぎちゃん、私は小6の女子です。
普段はなぎ姉ちゃんって呼んでます(笑)
毎日苦しいんだぁ…闘ってるよ。
お母さんが離婚して、不倫してた彼氏と再婚して子供が出来てね、同じ思いをしてきたなぎ姉ちゃんなら全部話さなくても分かってくれるでしょ。
大人なんて誰一人信じられない。
なぎ姉ちゃん…世の中には私より苦しんでいる人がいるのに、私の悩みなんてちっぽけだよね。
こんなんで弱音吐いてちゃダメだよね?
ただ誰かに聞いて欲しかったの…なぎ姉ちゃんと繋がれるこの場所に来ているときだけが、私が唯一本当の自分でいられる瞬間です。
苦しい時いっぱいメールしてもいい?なぎ姉ちゃんにちゃんと届くかなぁ?
☆こんにちは、メッセージをありがとうね!
なぎ姉ちゃんって呼んでくれてるなんて…嬉しくて胸がふんわりとあったかくなったよ、どうもありがとうね
苦しいね、まだ生まれて12年しか経っていないのに…一生懸命闘ってきたね。
いっぱい一人で泣いてきたんだよね、いっぱい言葉を飲み込んできたんだよね。
…よく耐えてきたね。
…今すぐあなたを抱きしめてあげたい。
苦しい時は何百通でも何千通でもメールして来て!!
全部、必ず私が読むから。
約束するから。
あのね…周りの大人が信じられないなら、まずは私を信じる事から始めてみるっていうのはどうかな?
あなたがどこまでなぎ姉ちゃんの過去を知っているかは分からないけれど…私はね、決して褒められた生き方をしてきた大人じゃない。
でも、嘘をつくこと、約束を破ることだけは絶対に一生しないって自分に言い聞かせて生きてきたの。
だから、あなたからの心の叫びは私が全部受け止める。
必ず読ませて貰うから、どうか繋がっていることを信じてね
この年齢になって、ようやく分かったことがあるんだよ。
…“誰も信じないで傷つかない道”よりも、“傷つくかもしれないけれど、誰かを心の底から信じる道”の方が遥かに幸せだって気づいたの。
これから先、まだまだたくさんの経験をしていく事になると思うけれど…出来る事なら、あなたにもいつの日か“人を心から信じることの幸福感”を知って欲しい
信じる恐怖心は痛い程に分かるからこそ、あなたに伝えたい。
どうか“信じられる日が来る”という希望は持ち続けていてね
それからね…あのね、いいんだよ。
悩み、苦しみに“大きい”“小さい”は無いの。
そんなものは、神様にだって測れないの。
誰かの苦しみは誰かの苦しみ。
あなたの苦しみはあなたの苦しみ。
それは決して人と比べられるものじゃないんだよ?
悩みの内容ではなくて、その人の中でその苦しみがどれだけ居場所をとっているか…どれだけの大きさと重みを持っているかという事なの。
誰かと比べられるものじゃない。
それは苦しみだけじゃない。
“幸せ”も同じなんだという事を覚えておいてね
…無責任な事は言えない。
でも、これだけは、ちゃんとあなたに伝えたい。
昨日よりも今日、今日よりも明日。
先週よりも今週、先月よりも今月。
一昨年よりも去年。去年よりも今年。
10代よりも20代、20代よりも30代。
…時間が過ぎる毎に、確実に笑顔で居られる時間が増えてきました。
…笑顔で居させてくれる人達との出会いが、どんどん増えてきました。
“人を信じてみてもいいかも…”
“人に寄りかかってみてもいいかも…”
“人を愛してみてもいいかも…”
“自分を褒めてあげる日があってもいいかも…”
“もしかしたら、私幸せになってもいいのかも…”
まだまだ色々悩みは抱えてはいるけれど、私が子供の時なら想像すらつかなかった毎日を送れるようになったんだもの…だったら、あなただって明るい未来を手に入れられるハズだよ
あのね…今はね、『幸せ貯金』をしているだけなの
10代の時はね、自分の意思で“幸せ”を貯められないし自分の意思で貯金をおろせないの。
でも、涙を流して耐えてきた分…確実に幸せは貯まっていってるの。
でね、それはあなたが20歳の誕生日を迎え…自分の人生を自分の意思で選択していける権利を与えられた瞬間に、初めて口座から自由に出し入れ出来るようになるの。
そこからは自分の責任で自分の力で…生まれ変わったつもりで、上手に預金を遣いながら人生を楽しむ!!
人は強く願い努力をすれば、何度でも何度でも生まれ変われるの。
親の為でも周りの大人達のためでもない…“あなだだけの人生”を見つけてね!!
『頑張って生きていれば必ず幸せが掴める!夢が掴める!負けなかったから現在がある!』
そうあなたに信じて貰えるように、なぎ姉ちゃんはこれからもテレビのお仕事を全力で頑張るからねっ
一人じゃないよ、目には見えなくても同じ想いの人達はみ~んな繋がってるんだからね!!
あなたの味方はちゃ~んとここに居るよ
なぎこ
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今週のOA情報をお伝えしますね!
10/24(木)フジテレビ
『アウト✖デラックス』23:00~
10/26(土)フジテレビ
『性格ミエル研究所』13:30~
今回のアウト✖デラックスも収録楽しかった~
性格ミエル研究所…こちらの番組もまた凄いよ!!心の中を丸裸にされちゃいました
どちらもお楽しみに~v(^-^)v
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☆こちらに宜しければご年齢ご性別をお書き添えの上、お悩みご相談内容をお送りください。
全てのお悩みにお答えすることはできないかもしれません。
それでも、なるべく沢山のお悩みにお答えしていければと思いますので宜しくお願い致します!
nagiko@wildvision.co.jp
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