皆さんこんにちは、遠野なぎこです
皆さん、体調は如何ですか?
ちょっと急に涼しくなって来たからね
この時期は少し気分が沈んでしまう人も多いのではないかと、心配しています。
私もそう…季節の変化、ちょっとした環境の変化に昔から過剰にストレスを感じてしまうタチなのでね
ストレスを溜め込み過ぎて、また人を信じようとしない自分に戻ろうとしたり…再び孤独を愛そうと、支えてくれる人達の手を強く振りほどこうとしたり。
…本当に本当に生き辛いねぇ。
メッセージを頂く方々の中に、家族や旦那さんや、奥さんや、お子さん、彼氏、彼女に迷惑を掛けてしまっているのが一番辛いって悩んでいらっしゃる方が非常に多いです。
…分かるよ、凄くよく分かる。
情緒不安定で迷惑や心配を掛けてばかりの自分が情けなくて恥ずかしくて…支えてくれる人達の前から姿を消したい衝動に駆られる時がある。
決して病気のせいにしている訳じゃない。
決して不安定な自分を許してる訳じゃない。
むしろ、必死にもがき続けているのに…目に見える変化が無いことがどれだけ悔しいか。
少し安定する時期が来ても『次はいつ沈むか…』と、常に心に爆弾を抱えている気分。
大切な人達を傷つけたくない。
呆れて欲しくない。
手を離して欲しくない。
去って欲しくない。
あぁ…本当に生き辛いねぇ。
頭の中がいつも病気の事と自責の念と悪魔から逃れられない恐怖心でいっぱい。
もぉ、ごっちゃごちゃ。
あのね…先日、とある場所で世の中の人の摂食障害への理解の無さを目の当たりにする機会があったのね。
幾ら涙を流して訴えようと、“心を変えれば自分の意思でどうにかなる病気だ”と信じて疑わない人々がそこには居て。
いや、摂食障害が“病気”だという事すら認めていないのだろうね。
そう悟った瞬間、訴えて理解して貰おうという気持ちも一気に消え失せた。
私達、メンタルの病気を持っている人間の辛さを理解して欲しい訳じゃないんだよ…私達はそんな図々しさは持ち合わせていない。
持ち合わせていないから、こういう病気になってるんだ。
だから、そうじゃなくて…分からないならせめて“否定”をしないで欲しい。
分かったような顔をして、知ったような口を聞くな。
私達は甘えている訳じゃない、闘っているんだ。
孤独に苦しみどれだけ沢山の涙を流して、それでも歯を食いしばって“生きる事”と闘っているんだ。
…この間ある人が『引きこもりは怠けだ』って口にした。
…本当にふざけんな。
…彼等彼女等が、お布団に包まれてヌクヌク暮らしてると本気で思ってるの?
心と身体を震わせながら、これ以上流せないっていう程に涙を流していつ明けるか分からない孤独な夜を過ごしているんだよ?
何故、決めつける?
何故、目に見えない病気を病気と認めない?
悔しいよ…凄く悔しかったんだ。
怒りのぶつけどころが無かった。
…でもね、改めて思った。
…動かなきゃ駄目だ。行動しなきゃ。
メンタルをタブー視、そして軽視する人々に私達の存在を認めて貰わなきゃ駄目だ。
決して特別な事じゃない。
今日“メンヘラーは甘え病”と斜めから発言している人だって、明日にはこちら側の仲間入りをする可能性だってなくは無い。
だからこそ、傷つけ合わず、手を差し伸べ合える世の中にならなきゃ絶対にダメなんだよ。
先ずは情報を、正確な事実を広げる事。
メンヘラーへの偏見を減らし、生き辛さ、その闘いを知って貰わなきゃ。
知って貰おうとすればする程、リスクも背負う事になると思う。
私達の心も擦り傷だらけになると思う。
でも、出来る人から出来る範囲で出来る事をやっていこうよ。
私も頑張るから。
私に出来る事はこのブログだったり、テレビ出演だったり…少しでも多く表に立って“発信”して行く事。
だから、より一層努力して仕事を頑張らなくちゃいけない。
自分には何も出来ないと思う人も居るかもしれない。
でも、決してそんな事はないんだよ?
もしあなたが当事者でないのならば、苦しみを抱えている大事な人の心に寄り添ってあげること。
手を離さないであげること。
病気を恥ずかしいと思わないで一緒に闘ってあげること。
周りの人への理解を苦しんでいる当事者ではなく、あなたが代わりに求めるっていう形だって大きな優しさと思う。
それは、とても勇気と覚悟がいる行動だけれど…一つ一つゆっくりと時間を掛けてなら、不可能ではないと思うんだ。
みんなの“一つ一つ”が、世の中への大事な“一歩”に繋がると思うんだ。
それが、助け合うという事だと…。
皆で手を繋いで“一歩一歩”…ね?
私もね、最近特に過食嘔吐が悪化して本当に闘いの毎日だけど…絶対に負けないからね(*^ー^)
皆にいつもいつも勇気を貰っている分、私も皆に勇気をおすそ分けしたい
…ねぇ、今日も言わせてね。
みんな…今日も生きていてくれて本当にありがとう。
みんなの“いのち”が私の宝物です。
本当に本当に、ありがとう
さて!!
ここからはまた気持ちを切り替えて、お悩みメッセージに行ってみましょうか!
ちょっと長いけど、頑張って読んでね~(^▽^;)
※今日はタイトルにあるように、不倫について触れています。苦手な方はこれ以上読み進めないで頂く事をお勧めします。
ご自身で慎重にご判断をなさって下さい。
☆………☆………☆………☆………☆
☆なぎちゃん、こんにちは。
私…摂食障害ではないんだけど、男性依存です。
不倫しています。
でも、彼をなかなか自分のものに出来ず…不特定多数の男性ともセックスしています。
なぎちゃん、どうしても不倫相手を手に入れたいんです。
この際、最終手段で彼の子供を身籠るしか手は無いと思っています。
なぎちゃんの自伝読んだけど、なぎちゃんもは 不倫をした事があるんだよね?
その時はどういう気持ちでした?
何でしたの?
ねぇ、上手く妊娠して彼を手に入れるって間違ってないですよね?
だってそれしか方法が無いんだもん…私おかしい?駄目?
ちなみに、別に子供は好きじゃないよ。
彼が欲しいの、彼の奥さんには子供がいるし私にもいたら平等じゃない?
そうしたら私のものになってくれるよね?とにかく寂しいの、彼が欲しいの。
心と身体の寂しさが埋まらないんだよ、なぎちゃん。
助けて。
★こんにちは、メッセージをありがとうございます。
不倫をした事…えぇ、私もあります。
決して褒められた経験ではないですが、正直にお話をさせて頂きますね。
不倫の経験は、過去に二回あります。
19歳で朝ドラのヒロインを演じていた時と、20代前半の時。
相手は…一回りちょっと年上の方と、38歳上の方。
だから、あなたの事を全否定する事は私には出来ない。
私がどんな気持ちで妻子ある男性とお付き合いをしていたか…。
今振り返ってみて分かる事ですが、許されない恋、どんなに泣き叫ぼうとも絶対に手に入らない相手…私にとっては彼等が“母”そのものだったのだと思います。
母からの愛と同様、絶対に手に入らない相手だと理解しているのに…逃げる相手に泣きながら縋り付いてたあの日々。
あのね、私ね…“不倫”って究極の自傷行為だと思うの。
『ほらね、母からさえ愛されないアタシが他人からまともに愛情を貰える訳ないでしょ?やっぱり惨めで雑に扱われる女なのよ』って…どこまでも自分を痛めつける為に、相手に依存していたのだと思う。
していたかったんだと思う。
それとね…自分から心も身体もどんどん汚していく事で、一応はお腹を痛めて私を産んだ母に対して『ざまあみろ』と思っていた所もあるのかもしれないね。
今思えば、本当に相手の男性を好きだったのかすら分からない。
何年も関係を続けていたのにね。
正直…“依存”する事に“依存”していただけなのかもしれない。
そうして『手に入らない』と嘆き苦しむ事で自分を虐めて、どうにか心を保っていた気がする。
私…誓って言うけど、今もこれから先も二度と不倫はしないよ。
過ちは二十代前半までの、あの二人とだけ。
例え一夜限りであっても、既婚者と身体を重ねる事は今後も絶対にしないって誓える。
それは正直、相手の家庭を気遣ってとかじゃないのよ。(嫌な気分になる方もいらっしゃるよね、ごめんなさい。)
私は浮気ってされる側にも問題があると思う派だし、遊びじゃなく本気なら尚更ね。
不特定多数の男性と寝る事もそう。
今は全くしようと思わない。
出来れば、今後は本物の愛を見つけられたらと思ってる。
でもね、人によっては不快感を持たれてしまうかもしれないけれど…不倫であれ、セックス依存であれその人にとってどうしても必要な時っていうのがあるんだと思うの。
こんな意見を言ってしまったら、いっぱい批判を受けるかもしれない。
でも、私は私の価値観でお話します。
ごめんね、許してね。
今のあなたにとって、既婚者であるその彼が必要なら気が済むまで関係を続ければいい。
その男性と奥さんとの間にいる子供が傷つく?
うん…そうかもしれない。
でも冷酷な事を言うようだけど…それはそのお子さんと、“お父さん”であるその男性との関係でしかない。
正直あなたには関係ない。
あなたはその男性のご家庭の歴史の1ページにはなれない。
良くも悪くもね。
不倫してたって離婚をしたって、お互いの想いが一致すれば父娘の関係はそれはそれで成立すると思う。
例え子供の内には成立せずとも、大人になってからでも互いを求め合っていれば関係を取り戻すチャンスは幾らでもあると思う。
(実際私は複雑な環境で育っても成人してから父に会いに行ったし、会ってみて自分の人生に必要ない人だと思ったから縁を切りました。母と父と私の人生は全て別だから。)
それからね、彼以外にも沢山の男性とセックスをしている…それも今のあなたにとって必要な行為なんでしょ?
だったら、それもいいじゃない。
だけどね、一つだけ私からあなたに伝えたい事。
『避妊』をしてください。
どんな事があろうが、必ず『避妊』をしてください。
…どうか、命を軽んじないで下さい。
…命は利用していいものではありません。
…命はアクセサリーではありません。
お願いだから…これ以上悲しむ子供を増やさないで。
あなたの今の考えは、既に“虐待”なんです。
子供を産む以前から静かに始まっている“虐待”なんです。
…許される行為じゃないんです、それは。
不倫は自傷行為であっても…
セックス依存は自傷行為であっても…
命を生み出す事は自傷行為であってはいけないんです、絶対に。
あなたが彼の心を繋ぎ止めたいが為だけに子供を作る…その子は、当然何も知らずにこの世に生まれてきます。
その小さく尊い“いのち”は、あなたしか頼る人がおらず、あなたを求め、あなただけを愛し、あなたからの愛だけを求め…あなたを純粋で透明な瞳で見つめ続けるのです。
あなたは、子供からのそんなエネルギーに満ち溢れた愛を受け止められますか?
あなたは子供に真っ直ぐな愛を送る事が出来ますか?
その既婚者の彼と破局したら?
彼の血を引いたその子を愛せますか?
ご存知の通り、私もメンタルの病気を幾つも抱えています。
闘っています。
過去に不倫をしたのは自傷行為だったと自覚しています。
でも、“他傷行為”は別です。
全くの別物です。
…何度でも言います。
あなたが今しようとしている事は“自傷行為”ではありません。
あなたが今しようとしている事は“他傷行為”です。
この場所にどんな暴言メッセージを送ってくれてもいい、私の悪口をめちゃくちゃに言ってくれてもいい、文章にならない文章を送ってくれてもいい。
この場所の中ではどんな感情でも言葉でも私が全て責任を持って受け止めるから…どうか、どうか、子供のいのちだけは軽んじないでください。
子供はね、絶対的な安心感の中で育たなきゃいけないの。
大人のエゴで子供が犠牲になるのは、世の中で一番悲しいこと。
子供の心を豊かに育てるのが全ての大人の…全ての親の役目。
子供の心を殺す権利は親にだって無いんだよ。
あなたの言葉にならない寂しさも分かる。
男性に…セックスに依存しなきゃいられない苦しさも分かる。
決して刺激なんかじゃないよね?
快楽なんかじゃないよね?
心の奥深い部分を自分でコントロール出来なくなっちゃってるんだよね?
自分の心を守る為にしてしまうんだよね?
胸にポッカリと空いた穴を埋める為に男性と身体を重ねているんだよね?
虚しいのに…好きな男と寝てるんじゃないもの、虚しいに決まってる。
感じさせて欲しいのは、身体じゃなくて“心”なのに…。
セックスする前も、してる最中も、終わってからも、ずっと心がヒリヒリするんだよね…結局は余計に寂しさが増すだけ。
翌朝そんな自分が惨めで憎くて、何もかもを全て投げ出して死にたくなったりする。
分かるよ…本当に良く分かる。
私もね、見知らぬ男に身を預けた夜も沢山ある。
名前も知らないまま、身体だけを求め合いバイバイした相手も沢山居る。
今振り返ってみても…まるで、獣みたいな行為でしかなかった。
でも、あの時の私には自分を保つ為に確かに必要な行為だったの。
生きる術だったの。
あなたはね、あなた自身を傷つけなくても生きていける時が必ず来るから。
今苦しく、自分を乱暴に扱ってしまうのは…これからゆっくりと自分を大切に扱えるようになる過程を生きているからなの。
何で私がそう断言出来るか分かる?
それはね、あなたがちゃんと私に“SOS”を出してくれたから。
会った事もない私に言葉を求めてくれたでしょ?
本当はいっぱい辛いよね?
そんな未来の見えない選択なんてしたくないよね?
私に止めて欲しかったんじゃないかな…勘違いだったら、ごめんなさい。
あなたはね、今を乗り越えたら必ず大きな一歩を踏み出せるよ。
ゆっくりとゆっくりと幸せに向かって歩き出せるよ。
“幸せ”は遥か遠くに存在するものじゃない。求めれば必ずあなたも手に出来るんだよ
…人が幸せを掴む為に、誰の事も傷つけないなんて私は偽善でしかないと思います。
人を傷つけて、人の傷を知って自分も傷ついて…その繰り返しで、人は自分の近くに寄り添ってくれる人の“本物の愛”の重さに気づくんじゃないでしょうか。
人生短いよ~!
自分の事を否定しても、肯定しても同じように時間は過ぎて行くよ!!
またいつでもメッセージを頂戴ね!!
私はあなたを信じているよ、大丈夫!あなたには必ず幸せを掴める日が訪れるから
なぎこ
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お知らせです!
明日9/27(金)フジテレビ『キセキ相談 美女たちのターニングポイントIII』のOAがPM19:00~あります!
お時間のございます方は、是非ご覧下さいませ
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☆こちらに宜しければご年齢ご性別をお書き添えの上、お悩みご相談内容をお送りください。
全てのお悩みにお答えすることはできないかもしれません。
それでも、なるべく沢山のお悩みにお答えしていければと思いますので宜しくお願い致します!
nagiko@wildvision.co.jp
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