皆さんこんにちは、遠野なぎこですニコニコラブラブ


昨日はたくさんの励ましメッセージをありがとうございました!

いっぱい心配を掛けちゃったみたいで…ゴメンねかおあせる


役の“想い”に引っ張られていたところに…今の自分には、とてもじゃないけど受け止め難いダメージが重なって『ズドーンッ』と気持ちが落ちてしまって汗


私ね、“引っ張られがち”な事もそうだけど…ドラマのイン前って昔から必ず心が不安定になってしまうの。


それはやっぱりプレッシャーから来るもので…インしてスッと心が解放される事もあれば、アップする迄ずっーと胸がキリキリしたままのことも。


役の大小なんかではなくて、一人の人間の“人生”を切り取って表現するってさ…自分で望んだ職業とはいえ、毎回結構なプレッシャーなのよ(;´Д`)ノ

負荷に押し潰されそうになりながら、日々闘っておりますのよガクリあせる


なので昨日みたいに、気持ちがグラついているところも時々見せちゃうかもだけど…それは決して皆さんからのメッセージが負担になっているとかいう理由ではないからそこは安心していてね!

そんな風に感じる時が万が一あったら、ちゃーんとお伝えするから大丈夫だよニコニコチョキ


昨日はね、皆さんから戴いた沢山の優しい言葉を何度も心に思い浮かべながら帰宅しました…本当にありがとう、皆さんのことが大好きだよっにこハート②



さて、本日のお悩みメッセージいってみましょ~!




☆なぎこさん初めてメッセージを送らせて頂きます。

私には一人子供がいます。

30代前半で自分のタイムリミットや生きてきた意味を考え、急に自分の分身が欲しくなり子供を作りました。

決して恵まれていたとは言えない自分の人生、せめて生きがいが欲しかったんです。

なのにね、なぎこさん…私の分身な筈なのに、この子を可愛いと思えないんです。

世話はしていますが、言動行動全てに心から腹が立ち憎しみすら感じてしまうんです。

酷い暴言を吐いてしまうこともあります、直後に申し訳ない気持ちになるのに愛せないんです。

私はおかしいですよね?なぎこさん私はどうしたらこの子を愛せるようになりますか?

どうしてこんな事になってしまったのか分かりません、私はこの状況から抜け出せますか?

辛いです、苦しいです、どうか私を助けて下さい。



★勇気あるメッセージをありがとうございます。

一人の女性がお腹を痛めて母になり子供を育てる…これは本当に立派な事だと思うし、心から尊敬します。


『妊娠』『出産』『タイムリミット』…否定肯定どちらの場合も含め、女性ならば一度は向き合わざるを得ない問題なのではないでしょうか。


私自身は今まで子供を授かりたいと思った事は一度もなく…断言は出来ないけれど、おそらく今後も“子供のいない人生”を選択していくと思います。

(※このお話は非常にデリケートな問題なので、またいずれ改めて…)


“生きがい”を持たないと、人は人生を“とても退屈で色のないもの”に感じてしまうという気持ちもよく分かります。


でもね…あなたがお子さんを授かる前に抱いた『分身』という考え方、これはちょっと危険なのではないかなと思います。


…それは、私の母が“そういう考えの人だったのではないか”と思うから。


恐らく自分の人生に強いコンプレックスを持ち、血を分けた自分の“分身”を側に置いておく事で安心し…“分身”を通して未来への可能性を感じていたかったのだと思う。


…『子供の未来』ではなくて、分身を通した『自分の未来』ね。


そして『分身』だからこそ、“完璧”でいて欲しいし自分が叶えられなかったことを叶えて欲しいと望む。

…でも、“自分”を乗り越えられてしまうとその姿は途端に“分身”ではなくなってしまうから、怖くて悔しくて引きずり下ろしてしまう。


『分身』だからこそ、誰に遠慮する事もなく憎みたいだけ憎む事も出来るし…心が凍るような暴言を吐き、暴力を振るう事も平気で出来る。


その人にとってみれば、それは『虐待』ではなく、単なる『自分苛め』だから出来てしまうんです。


自分で自分の欠点を次から次へと探し…見つけ出しては“分身”を通して、とことん自分を苛め倒す。


罪の意識を持つどころか…“自分のコンプレックスを克服する手段”だと思い込んでいる可能性だってある。


或いは、コンプレックスだらけの自分を否定したい気持ちに真っ正面から立ち向かう勇気が持てない為…『分身』を“否定”し“痛めつける”ことでようやく心を落ち着けることが出来るのかもしれない。


目の前のその子があなたが生んだ“その子個人”なのか“自分の心”そのものなのか…そんな事を立ち止まって考える余裕すら既にないのでしょう。



でもね…やっぱりそんなの間違ってる。


子供は決してあなたの『分身』なんかじゃないんだよ。


あなたとは全く別の“一人の人間”なんだよ。


一人の人間の“人格”を奪い、潰してしまう権利なんて誰にもないんだよ…親であったってそれは同じなんだ。


親が自分の子供を“虐待”をする権利なんて絶対に絶対にない。


“言葉”であれ“肉体的”な事であれ…子供にとっては、どちらも同じ『虐待』です。


人格を奪われ酷い言葉を浴びせかけられ続けている間に…子供の心はどんどんどんどん死んでいきます。


目の奥の色がどんどんどんどん失われていきます。


心を殺して目の前の現実から色を消し…そうして子供は『自分で自分を守ろう』とします。


…親の心の偏りからくる“虐待”によって、深い深い沼の底に沈められてしまった子供は…将来そこから這い出るのに、恐ろしく長い時間を費やす事になります。


…いいえ、這い出る事が出来る子供は現実にはほんの一握りなのかもしれません。


体力が尽き、這い出すことを諦め…沼に身を委ねたままでいる事を選ぶ人も沢山いると思います。


…まだ間に合います。


…どうか“分身”を手放してあげてください。

ずっと大切にしていた心の拠り所を失うことはとても勇気のいる事だと思います。

でも、怖がらないで。
あなたなら大丈夫。


『分身』が居なくても、あなたの事を認めてくれる人は必ずいるから。

『分身』を通して自分を苛めなくても、もう大丈夫だから。


あなたはその場所にまで、もう辿り着いているんだよ?

だってね、こうして私にちゃんと“SOS”を出してくれたでしょう?

とても勇気が要ることなのに、ちゃんと出来たでしょう?


…これはね、あなたが『もうこれ以上自分を苛めたくない!大切にしてあげたいよ!』って思うことが出来始めた、その“証”なんだよ?

ちゃんと叫ぶ事が出来たの。

あと“ほんの少し”。

あなたが“分身”を手放せる事が出来たら…それから、“ほんの少しだけ”時間が経つのを待ってください。


ちょっとだけしんどいと思うけれど、きっとそう長い時間じゃないから…“ほんの少しだけ”待ってください。


…そうするとね、ある時ふと感じる事があると思うんです。


『私の命はとても尊い』

『この子の命“も”とても尊い』

…って。


そう思える日が来たら…その日その瞬間からひたすら自分を愛し、ひたすらお子さんを愛してあげてください。


あなたは大丈夫。


人生に幾つもの疑問を感じ、もがき苦しんで生きて来た人は…必ず“強く”“優しく”なれます。


そんなお母さんを持ったお子さんも、とてもとても幸せ…天使


…『その時』が来たら、今までの分まで思いきり思いきり愛してあげてね。

あなたのたくさんの“温もり”と“愛の言葉”を与えてあげてね。


あなたとお子さんが近い将来、たくさんの愛と光に包まれて暮らせている事を心の底から祈っていますニコニコチューリップピンク


ねこはーとなぎこねこLOVE

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