おなか《2》 | 凪の時間 (滑膜肉腫と共に)

凪の時間 (滑膜肉腫と共に)

高校1年生の時に滑膜肉腫を発症した息子の記録です。
約6年の闘病生活。転移、所術は数知れず。
亡くなる瞬間まで生きることに全力を傾けた息子の生の姿です。
2023.11.19以降は、母の想いを綴る独り言日記に変わりそうです。
母の側弯症手術後経過も少々。

退院前、シャワーの許可が出た。

 

コルセットを着けているので、脱ぐ順番などを看護師さんに教えてもらいながら、洗うのはひとりで浴室に入った。

 

正面の鏡に映った自分の姿にビックリ目気づき

 

お腹がペッタンコでウエストが左右均等にくびれている!!

 

自分の体じゃないみたいびっくり

 

暫し見とれていると、外から看護師さんが

 

「コルセット外しているから早く洗ってね~」

 

と声がした。

 

「はーい」と返事はしたものの、物珍しいものを見るように暫くはまた自分の体を眺めていた。

 

シャワーから出るとまず上半身から着ていく。

 

コルセットを装着するため。

 

そうするとパンツやズボンが体が曲がらずに穿き難くなるはずだけど、元々股関節が柔らかいのに加え、手術を決めてから特に股関節のストレッチを頑張ったおかげで、難無く穿くことが出来てホッとした。

 

ペッタンコのお腹と均等のウエストラインを連れて、希望日に間に合うように退院できてルンルンだった笑

 

だけど、やっぱりいい事って続かない星の下に生まれているようだ。

 

1週間経ち、2週間経ち、なんかおかしい。

 

お腹がやっぱり膨らんできている。

 

しかも左側だけ。

 

お見苦しくてすみませんアセアセ(記録の一部として)

 

 

お臍が右へ移動(・へ・)へ…?

 

横向いてるんじゃなくて、左側のお腹が出っ張ったために、お臍が右へ移動不安

 

左鼠径部もすごく膨らんできたから、鼠径ヘルニアになったんじゃないかと不安。。。

 

そんな折、我家の縦型洗濯機から一番奥の洗濯物を腕を思いっきり伸ばして取り出して、干そうと思ったら肋骨が痛いびっくりマーク

 

取り出す動作をした時には異常無かったのに。

 

翌日になっても痛くて、肋骨骨折の常習者だからちょっと不安にキョロキョロ

 

骨粗しょう症で今でもテリボンという自己注射してるし。

 

骨折ならまだしも、ボルトが折れたり緩んでたりしたらどうしよう悲しい

 

やっぱり不安で、予約外だけど病院に行った。

 

レントゲンを撮ったら、骨もボルトも異常無しだって。

 

よかった泣き笑い

 

お腹の膨らみははてなマーク

 

消化器内科で診てもらってだって。

 

「ではここの消化器内科に紹介状を書いてください」

 

「近所の病院かクリニックでいいよ」

 

って。

 

先生、予約外だし忙しいからかな?

 

他所行ったら「手術したとこで」って言われそうな予感ガーン

 

どうせ心もへそ曲がりだし、痛みも無いし、しばらく様子見にすることにした。

 

急にスペースができたら、内臓たちもどこに収まっていいのか右往左往しているのかもしれないし。

 

お臍は、真ん中に戻ったり右へ寄ったり、その日の気分なのかよく動く笑

 

お臍ってこんなに動きまわるんだって初めて知ったあんぐり

 

コルセットが取れてもまだお腹ポッコリだったら、近所の病院に行ってみよう。

 

 

 

パパとママのところへ行きたい

チビちゃん