そろそろ | 凪の時間 (滑膜肉腫と共に)

凪の時間 (滑膜肉腫と共に)

高校1年生の時に滑膜肉腫を発症した息子の記録です。
約6年の闘病生活。転移、所術は数知れず。
亡くなる瞬間まで生きることに全力を傾けた息子の生の姿です。
2023.11.19以降は、母の想いを綴る独り言日記に変わりそうです。

やっと🌸も咲き出したようで、我家の小さな小さな庭も春爛漫。

 

 

昨年の夏越しを頑張ってくれたラナンキュラスラックスたち。

蕾が多すぎて鉢が頻繫に倒れるびっくりマークアセアセ

 

開花しながら色が変化していく子もいる。

 

ラナンキュラスラックスは、花びらに金属のような艶がある。

 

薔薇の花束みたい。

 

この子は冬に来た新入りさん。

 

普通のラナンキュラスも咲き出した。

 

下はこぼれ種で勝手に爆咲きしてしいるシレネピンクパンサー。

こっちも去年の球根から咲いたラナンキュラス。

 

頑張って冬越ししたペチュニアと、こぼれ種のネモフィラ。

 

チューリップももうすぐ咲きそう。

 

ここは東側だけど、南側も北側もお花だらけ。

 

わくわくの春のはずなのに、気分は全然浮上しない。

 

それどころか沈んでいってる気がする。

 

 

大きくなってきたチビちゃんたち。

 

1度巣上げしたけど、やっぱり親に返した。

 

チビちゃんの餌やりでカピカピになったママコザのお顔見てたらせつなくなってしまって。

 

ついでに大きくなった白いヒナちゃんズ。

 

ケージにお引越ししたらオドオドしてる。

 

綺麗にも可愛いにも囲まれているのに、どうしても気分が上がって来れない。

 

 

 

 

 

背中を開く手術は、5月の8日に決まった。

 

そして1週間後の15日には、前から開いて2回目の手術。

 

3枚卸にされる気分汗

 

感情が麻痺しているせいか怖さは今の所全く無い。

 

全身麻酔によるトラウマがあって、それが嫌だなって思う。

 

上手く麻酔がかかればなんでもいい。

 

失敗したら息子のところへ行けると、ちょっと期待もしてる笑

 

もう術前検査は全て終わってるし、貯血もしないで全て赤十字の輸血パックを使うらししいから、前日に入院するだけ。

 

手術が上手くいったら、この痛みが取れるかな?

 

たくさん歩けるようになるかな?

 

朝まで痛みに起こされること無く眠れるようになるかな?

 

先生が「間違いなく大手術になる」って言ってたけど、早く退院しないと息子にご飯をお供えできない泣

 

体力が持たなくてもいいから、1度の手術で済ませてくれないかな。

 

コザたちのお世話も自分でやりたいし。

 

メダカさんのお世話は退院後からできるけど、土いじりは1年程お休みみたい。 

 

上半身にガチガチのコルセットを付けてたら何もできないね。

 

ネットで読みたかった本を大量購入しようか。

 

かのナポレオンは、「過去を語るのは愚人であり、狂人は未来を語る。しかし賢人は現在を語る」と言ったそう。

 

私は、愚人でありながら狂人でもあるらしい。