コザさんたち | 凪の時間 (滑膜肉腫と共に)

凪の時間 (滑膜肉腫と共に)

高校1年生の時に滑膜肉腫を発症した息子の記録です。
約6年の闘病生活。転移、所術は数知れず。
亡くなる瞬間まで生きることに全力を傾けた息子の生の姿です。
2023.11.19以降は、母の想いを綴る独り言日記に変わりそうです。

今日は父の月命日。

 

お酒とおつまみをお供えした。

 

お花は部屋中に溢れているからパス。

 

一昨年の夏に亡くなったというのに、思い出すとまだまだ悲しい。

 

 

 

 

息子に関しては、まだ自分の感情がわからない。

 

ここにいるような気もするし、帰って来るような気もする。

 

私が泣いたら、現実を全て認めることになりそうで怖い。

 

まだまだ現実逃避を続けている。

 

 

息子が息を止めた翌朝も、葬儀の日の朝も、絶対に忘れてはいけないのがコザクラインコたちのお世話。

 

彼等もちゃんと意思と感情を持って、私を頼りに生きているから。

 

そして、時には甘えて来たり、指をガブッってやったりしながら、ひとりでいる私を支えてくれている。

 

彼等がいなかったら部屋は無音。

 

キーキー、ガタガタする音を聞くとホッとする。

 

パートナーを失ったチーちゃんはちょっと荒れ気味。

おもちゃに八つ当たりしてガタガタうるさいので、毎朝1番に放鳥。

他のケージを覗いて、寧々たんを探すのが日課になった。

毛引きもしてる。

 

 

 

たまちゃんは、初産卵で3つの🥚を産んでみんな有精卵だったにも関わらず、1つ目の孵化予定日に雛が孵らなかったら、我慢出来ずに🥚放置でアオちゃんと遊び出した。

 

 

 

我家で1番白っぽい、お茶とお花のペア。

いつも動きがシンクロしてる。

巣箱の鍵の開け方を覚えてしまった。

挟まっちゃうよ。

 

 

 

トコちゃんは、たしかまだ生後半年前後だと思うけど産卵を始めてしまった。

しかも、普通は1日おきで産む🥚を連日で産んでいる。

疲れているのが見ただけでもわかるからちょっと心配。

 

 

 

お茶のママの深茶とちゅみはいつもラブラブ。

手を出すとかまれるので要注意。

 

 

 

 

みんなそれぞれ、寝床代わりの巣箱を持っているから、最近は覗くことも無かったのだけど、久々に開けてみたら

 

ちっちゃいのがウゴウゴしてた!

今朝もう1回覗いたら、ウゴウゴは3羽になっていた。

🥚はあと2つ。

孵るのかな。

 

ウゴウゴたちのパパ。

巣箱の破壊が凄い。

 

 

増えるのはちょっと困るけど、やっぱり命の誕生ってなんだかワクワクする。

生まれて来た以上は、元気で育ちますように。

 

 

このコザたちの存在に、どんなに救われたことか。

 

天寿をまっとうするまで、見守ってあげなきゃいけないね。