家族は第二の患者だと言う。
まさに私が病んでしまっている。
抗がん剤打ち切り宣言は、もう死を待つしかないと言われたのも同じ。
痩せた息子の体は、肉が無いので関節の骨が異様に目立つ。
大好きだったお風呂、何度言ってもなかなか入ろうとしない。
疲れてしまうから。
みなさんの、特に大切なお子さんを亡くされた方のブログを読むと、ある頃を境に急に弱りだし、立てなくなり、食べられなくなり、、、
その過程があまりにも息子に似すぎていて絶望する。
抗がん剤を受ける体力が無い以上、もちろん治験も無理。
全身に転移しているわけでも無く、左肺だけなのに。
なんか息子にさえもイラついてしまう。
もう、どうしたらいいのかわからない。
どうすることもできないんだろうな。
それでも、息子は食べる努力はしている。
ご飯とお味噌汁、それにおかずを3,4品。
全て元気だった頃の半分程度の量。
だけど残さずに食べるようになった。
座ったり、寝たままでもペダルを漕げるトレーニングの器械を自分でネットで買って使っている。
息子はまだ諦めてはいない。
なのに私の焦りや苛立ちが、心無い言葉になって息子を傷つける。
同じがんでも、1度の手術で治る人もいるのに、ずっと予後不良で余命が~と言いながら抗がん剤を続けて元気な人もいるのに、この差はいったいどこから来るんだろう。
辛すぎて、ブログを書くのも辞めて、アメーバも退会しようとも思った。
でもここで知り合ったお友達はここでしか会えない。
せっかく御縁が有ってできたお友達を失うのは悲しい。
所属ジャンルを変更して、あまり病気に関する投稿を見ないようにしようかとも考えた。
だけどそうしたら、場違いな場所で場違いな愚痴を吐くこともできない。
私の不安定な気持ちは少なからず息子に伝染しているはず。
最低な親だ。