訴訟については 下矢印 一読いただけたら幸いです

 

 

 

 

 

 ブログ開設、2ヶ月の思い

 

2024年2月5日。大阪地方裁判所に訴訟提起。
その後2つのwebニュースになりました。
その反応は思っていた以上のもので、医療訴訟の関心の高さを知ると同時に、医療訴訟報道の内容が大雑把過ぎて、【90才、透析患者、コロナ感染、賠償金約5千万円】と言うワードだけで想像以上のバッシングを受けました
(医療事故、ミスで家族を亡くした被害者なのにバッシングを受けるんだ)

この現実は、私にとって少し衝撃でもありました。


しかし父の死に”赤穂市民病院8件の医療事故、過誤を起こしたA医師が関わっている”との報道があった途端、今度は、「あの医師がまだ医者をやってたのか!?」と言うバッシングに変わりました。
これも驚くほどの反響でしたが、今度はA医師の話題ばかりになり、私が訴えたい訴状内容とのギャップは広がるばかりでした。

 

私が記者会見までして伝えたかったことは

 

医誠会病院は、病院としての責務を一切果たしていない。
入院患者に、診察、処置、治療、説明責任の一切を行わず、家族の要望も拒否した

 

と言う事実であり、まったく違う方向で話題になっている状況に、(自分の言葉で伝えたい)と言う思いに駆られ、ブログを開設するに至りました。

 

 

 

 ブログについて

 

勢いで始めたブログでしたので、当初は訴訟のメモ書き程度にするつもりでした。
しかしこのブログを通して長い医療裁判で同じく苦しんでいる原告の方々がたくさんおられることを知りました。また、応援のメッセージもいただきました。ありがとうございます。

私なりに医療裁判について学ぶうちに、原告勝率2割の現実や、民事裁判では決して私がほんとうに知りたかった【真実】が明らかになるわけではないこと、医療裁判は平均3年もの時間を要する事実も知りました。

 

そんな現状から、「医療訴訟」に興味を持っていただけているなら、私のケースを通して、日本の医療裁判の現実をここに書き綴っていこうかと思うようになりました。私が全面勝訴できなくてもそれを公表します。
私が和解に応じることとなってもその事実はお伝えします。

 

いよいよ4月半ばに医誠会病院から第一回目の答弁書が提出される予定です。
裁判はwebで代理人弁護士が対応するとのこと。

 

昨日の記事にも書きましたが、司法を介入させることなく、医療従事者同士、医学的根拠に立った話し合いで解決できたケースだったと今でも私は思っています。

 

しかし医誠会病院は医学的説明を一切せず、

●透析をしていなかったことを隠蔽
●透析をしていない指摘に死後半年、カルテ開示になかった"CHDF記録”を提示
医師カルテ白紙、入院時~心肺停止で発見されるまで医師の診察、処置なし、
 病状、治療説明を拒否
したことのすべてを認めた


と言う事実にも関わらず、「原告の請求のいずれも棄却する」と全面対決を表明してきました。
医学的説明を避け、敢えて司法で闘いを挑んでくるのは、司法なら勝てる。
そう思っているのだとしたら、心の底から許せないし、医療裁判を利用し、真実をうやむやにする姿勢は病院経営としてあるまじき態度です。
そしてそれがまかり通るような医療裁判なら、変わる時が来ていると思います。

もう私の力ではどうすることもできないので、ほんとうに代理人弁護士にがんばってもらいたいです。

 

 

 ブログ記事を手直しします

と言うことで、ブログを続けるならこのあたりで「テーマ」分けぐらいはしないと、今後過去記事を読みにくくなるなと思い始めています。

時々私の訴訟を思い出して、(あの裁判、どうなってるんやろ?)と訪問してくださったときに、読みたい記事を探しやすくするためにも、細かなテーマを設定したいと思います。

【記事アップ通知】でうんざりさせることになるのではないかと思い、先に告知しています。どうぞよろしくおねがいします。