「次こそは断ろう」
そう思っていても、いざお願いされると引き受けてしまう。
あとになって、「また私ばっかり」と疲れてしまう。
そんなとき、気持ちを強く持とうとする前に、実際の対応を一つ整理してみませんか。
今日は、紙とペンがあればできる簡単なワークです。
STEP1:最近の対応を一件選ぶ
できれば、何が起きたかを思い出せるものを選びます。
相手の名前や連絡先を書く必要はありません。
STEP2:実際に起きたことを書く
「お客様が追加の説明を求めた」
「20分かけて返信した」
など、確認できることを書きます。
「私を軽く見ているに違いない」といった解釈は、別の欄に置いておきます。
相手の気持ちは、実際には分からないこともあるからです。
STEP3:最初の約束を確認する
どこまで提供すると説明していましたか。
時間、回数、期間、追加対応など、分かる範囲で書きます。
分からなければ「未確認」で大丈夫です。
STEP4:途中で増えた約束を書く
対応の途中で、
「そこまでやっておきます」
「あとで確認します」
と、新しく引き受けたことはありませんでしたか。
引き受けた内容と、これから新しく決めるルールは分けて考えます。
STEP5:次に確認することを一つ決める
最後に、次のどれに近いか考えてみてください。
A:相手の要求に問題があり、自分だけでは対応できない。
B:提供範囲や追加対応について、説明を整理する余地がある。
C:実際に何を約束したか、まだ確認が必要。
D:今の対応で問題はなく、特に変える必要はない。
Aなら、職場の責任者や適切な相談先など、別の支援が必要かもしれません。
Bなら、自分の仕事の受付・返信・提供範囲を整えることが役立つ可能性があります。
Cなら、先に事実を確認しましょう。
Dなら、無理に変えなくても構いません。
大切なのは、何でも自分のせいにしないこと。そして、何でも仕組みのせいにもしないこと。
実際に起きたことを見て、変えられる部分と変えられない部分を分けて考える。
それだけでも、次の行動を選びやすくなります。
自分のサービスを運営している方へ
もしあなたが、鑑定・施術・相談・講座などを自分で提供していて、
・受付や返信の条件を整理したい
・無料と有料の対応範囲を分けたい
・追加の約束を管理したい
・申込みから提供までの案内を見直したい
と感じたなら、こうした作業を体系的に進める方法もあります。
『静かな導線』は、全9章・32ワークを使って、自分の仕事の運用を整理する実践教材です。
個人ごとの集客増加、売上向上、お客様トラブルの解消を保証するものではありません。
また、会社のルールを自分で変えられない方、専門家による個別支援やハラスメント対応が必要な方には、この教材だけでは十分でないことがあります。
ここまでのワークは、会社やお店で働いている方にも使える内容です。
もしあなたが、ご自身で相談・施術・講座などのサービスを運営していて、お客様との約束や対応範囲を整理したいと考えているなら、別の教材『静かな導線』も用意しています。
対象となる方は、内容と購入条件をご確認ください。
凪