京芋
京芋(きょういも)は、たけのこのような形をした里芋の一種で、
親芋を食べるタイプです。
名前に”京”とついていますが、シェアの9割が宮崎県で栽培されています。
illustration by naggy
里芋
里芋は、親芋のまわりに子芋がたくさん育つことから、子宝を願ってお節料理に
使われます。
『土垂』『セレベス』『えび芋』『八頭』など、色々な品種が各地で栽培されています。
山に生えるヤマイモに対し、里で栽培されるからサトイモという名がついたとか。
なにわ特産品の『石川早生』は、南河内郡石川村(現、河南町)が原産地。
聖徳太子が、自身の墓地を同郡太子町の叡福寺に造営した際、
奈良の法隆寺より一株の芋をもってきたのが起源、という伝説があります。
”馬小屋で生まれた”という厩戸皇子=聖徳太子にゆかりのあるお芋…
ちなみに聖徳太子は午年の生まれだそうです。
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