今朝は第9回岐阜県自閉症協会の総会に出席させていただきました。

今月25日に自閉症やアスペルガー症候群などの人を支えるための改正「発達障害者支援法」が参院本会議で成立し、公布後3カ月以内に施行されるタイミングでの総会となりましたが、今回の改正で発達障害者に対する「切れ目ない支援」をより充実させるため、小中高校での個別の指導計画作成や、差別解消、いじめ・虐待防止を図るなどの対応を国や自治体に義務づけられたり、就労定着のための支援を国と都道府県の努力義務とされており地方自治体の責任や理解がますます必要となります。

また、刑事事件の容疑者や民事裁判の当事者などになった場合、意思疎通の手段を確保するなどの配慮をするよう捜査機関、司法機関に義務づけられているので県警や関係機関との連携がますます重要になります。

改正法以外にも今回の熊本地震を受けて僕が改めて思った事は、以前議会でも取り上げましたが、災害時に自閉症やアスペルガー症候群等の障害児者の皆さんをしっかりサポートできる福祉避難所の必要性です。