扉を開く今年の収穫 | 億の細道

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1億円をようやく突破してきました。


果報は寝て待てというけれども、どうですかね?

「FOMCはこれらの数値基準について従来の日付をベースにしたガイダンスと一致しているとみなしている」と明記した。「少なくとも15年半ばまで」という「時間軸」の長さは変わっていないと受け止められ、そうした見方はFRB理事および地区連銀総裁が考える適切な利上げ開始時期についての見解からも裏付けられる。

仮に15年半ば頃までという「時間軸」の長さが今後も維持されるとすれば、13年の半ば以降は、単純に考えると最初の利上げまで残り2年を切ることになり、米2年債利回りの上昇余地は、カレンダーがめくられるとともに拡大していく。したがって、13年の後半になれば、ドル円相場が円安ドル高に動く余地は拡大すると予想できる。

<米国とユーロ圏で「2つの明るい収穫」>

第三の注目点は、「リスクオフ」に歯止めがかかったことだ。実は12年はドル円だけでなく、ユーロ円、ユーロドルの取引でも値幅が縮小した。

たとえば、ユーロ円相場の値幅は、10年は28.93円だったが、11年は23.86円に縮小し、12年は18.47円にとどまっている(本稿執筆時点で今年のユーロの高値は12月19日につけた1ユーロ=112.59円、安値は7月24日につけた94.12円)。

また、ユーロドル相場の値幅は、10年は2704ポイントだったが、11年は2082ポイントにとどまり、12年は1444ポイントへとさらに縮小した(同じく今年のユーロの高値は2月24日と29日につけた1ユーロ=1.3486ドル、安値は7月24日につけた1.2042ドル)