レスリングの世界選手権、グレコローマンの試合はかなり見応えがありました。
スタンドの組み手争い、差し合いからパッシブを取る駆け引き、グラウンドの防御のずらし方、攻撃のテクニックなど、かなりマニアックな視線で見てしまいますが(笑)
そしてもちろんフィジカルやスタミナといった肉体面も。
しかしとんでもないバケモノばかりの世界ですが、日本グレコローマン残念。
でも2年後の東京では日本グレコが、必ず良い色のメダルを獲ってくれることを期待しています。
今回の世界選手権では、レスリング王国ロシアの強さが目立ちましたが、開催国であるハンガリーの選手も素晴らしかった。
中でもグレコローマン82Kg級で、35歳にして2度目の世界選手権優勝を飾ったピーターパッチ選手
ハンガリーはグレコローマンの強豪国。
昔よく遠征に行ったけど、2004年のアテネ五輪直前も合宿で行きました。
その時、ハンガリーが用意してくれた練習パートナーを務めてくれたのが、まだ若手だった彼であり、その後、ハンガリーの代表選手となって北京、ロンドン、リオとオリンピック三大会連続出場。
そして今回35歳にして2度目の世界一。
何より衰えぬ情熱、強さの追究が本当に素晴らしい!