昨日はウェルネス大学で学生指導。

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まだ部員2名と寂しいですが、今春数名新入生が入部予定なので少し賑やかになりそう。


普段学生を指導する時はもちろん身体を使ってスパーリングの相手していますが、同時に自分自身の技術の追求も行い、現在進行形で構築したレスリング理論を伝えていきたいと思う。


レスリングの技術や勝つために必要な事は、日々新しい発見があるし、経験しないと見えてこないことがあるので終わりなき追求となりそうですが(笑)


一体何歳までやれるか!?


自己への挑戦というか、自分の肉体を使って人体実験を続けていきたい。

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あくなき追求には強い肉体が必要不可欠ということで、週に一度ぐらいの頻度で若返りトレーニング。


最近は、時間もないのでやるのは高重量でのハイクリーンと懸垂だけですが、レスリングに必要な筋力は十分鍛えられます。


日体大に入学した時、筋力トレーニングはとにかくハイクリーンがレスリングのパフォーマンスアップに重要だと恩師の藤本先生にはいつも言われていましたね。


ウェートトレーニングの時間では、


「体重の1.5倍を挙げるようになりなさい!」


とみんな檄を飛ばされていたし、全然挙がらない選手はめちゃくちゃ怒られていましたね。


その意味が最近すごくよく理解できるし、非常に実感しています。


実は昔はあまりハイクリーンは得意なほうではなかったけど、数年前から再開してスキマ時間を利用して続けてきました。


なぜなら、
 

「いかに時間がない中で効率良く全身を鍛えることができるか!?」


という単純な理由だったんだけど。


でもおかげでまだまだ身体は動くし、技のタイミングが合えば相手が勝手に吹っ飛んでくれる。


それだけハイクリーンは全身のパワーの出力アップに効果的だし、レスリング選手のパフォーマンスアップに欠かせません。


もちろん股関節を使った正しいスクワットや肩甲骨を使った懸垂などのベースアップのトレーニングで土台を作った上でのことですが。


しかし単にベースの筋力を上げても、技がかかる瞬間のハイパワーにはすぐに直結しないのが難しいところ。


相手を吹っ飛ばすためには


「簡単に動かないものでも、0の状態から力を与えて徐々にスピードに乗っけて一気に放出させる」


すなわちハイクリーンのようなパワーの出し方が必要だし、重量が上がるに越したことはありませんね。


レスリング選手にとって万国共通でやってるトレーニングです!


ただ一つ言えることは、


「レスリングセンスも身体能力も磨いていける!」


何事も限界を決めずに、経験して本質を身につけていくことがとても大事ですね!