相次ぐドーピング問題により、来年の平昌五輪にロシア選手団が出場できなくなりましたね。
昨年のリオ五輪前にもロシアのドーピング問題がニュースになりましたが、組織ぐるみの問題でないことを願う。
筋肉増強剤や興奮剤により大きな身体能力の向上が期待されるとして、ドーピング失格者は特に速さや重さを競う記録の競技に多い。
重さを競う競技では、日本選手以外の海外のトップ選手は当たり前のようにやってることも昔から耳にするし、2024年以降の五輪競技としての存続の危機に立たされています。
悲しいことにレスリングでも海外の選手で失格者が出ていますが、ドーピングにより筋肉量の増加や持久力、集中力の獲得が目的なのか?
レスリングは勝つために必要な要素がたくさんあるから、ドーピングしたとしてもそこまで勝敗に直結するものではないとは思うけど。
それとも世界のトップ選手同士のギリギリのラインでの争いの中で、あと一押しの力が欲しいのか?
何が何でも、どんな手を使ってでも勝つ!
という気持ちは競技者としてめちゃくちゃ大事ではありますが、あくまで許されるのは決められたルールの範囲内での事。
安易にドーピングに頼らなくても、筋肉量の増加や持久力、集中力を大幅に獲得するための方法はいくらでもある。
今回のIOCの決定により、ロシアだけでなく世界中のアスリートがクリーンになって五輪が真の世界一を決める場になっていくことを期待したい。