会長を務めています安城リトルリーグの「第36期の卒団式」が行われました。

今年は“6人”が卒団式を迎えました。


子どもたちの成長や次の段階への節目としての“卒団”は喜ばしいことであり、お祝いすべきことではありますが、一方でもう安城リトルのユニホームで野球をしている姿が見れないかと思うと正直に言えば寂しさのが強いかもしれません。


私はリトルリーグの会長としてこの卒団式はある意味、どんな試合や大会より最も大切で重要な行事のひとつだと思っています。


リトルリーグを卒団してもこれからも野球を続けていく子がほとんどですが、こうして卒団式という形で一旦立ち止まり、父母を始め、監督、コーチなどすべての関係者に野球ができたことの感謝の気持ち表す。

そしてこの子たちに関わった大人たちも子どもたちの成長を喜びながら、大人たちもまた感謝の気持ちを持ち、みんなで感動し涙する。


特に親子で同じものに向き合い、互いに感謝をしながら涙できることはなかなかないことです。


こうした区切りや立ち止まりを経て、野球人としてひとりの人間として大きく強く成長していくのだと思いまし、野球をする上でも人生においても大切であり必要なことです。


野球をする以上、勝ち負けや大会での成績、上達はもちろん大切です。

でもそれは「目標」であり、最も大切な「目的」は野球を通じた「人間形成」です。


練習や試合、仲間との時間を通じて、喜びや感動、辛さや悔しさ、礼儀や振る舞い、絆や思い出、感謝の気持ち、家族の支えなどすべてを「人間形成」に繋げていくことが"目的"であり、最も大切なことだと思っています。


目的を大切にすることが結果として、目標である、野球の上達や成績に繋がると信じています。


こうした様々な想いなど入り混じった中での卒団式。

安城リトルリーグらしい、温かい卒団式。

涙あり、笑いあり、涙あり、涙ありと感動的な素敵な卒団式となりました。


子どもと父母、大人が一緒に涙が流せるのは、本当に素敵な瞬間、空間だと思いますし、こうしたことができる安城リトルリーグの皆さんを本当に誇りに思います。


安城リトルは卒団しますが、彼らの野球人生はこれからです。

シニアやボーイズで引き続き野球を続けるなど、新しい夢や目標に向けて歩み出します。


安城リトルでの練習、努力、経験そして流した汗、涙は必ずこれからの野球人生にいきてきます。

安城リトルでのすべての経験を自信と誇りとしてこれからの野球人生を歩んでほしいと思います。


この子たちの野球人生の原点は安城リトルリーグであること、どれだけ月日が経とうが、大きくなろうがこれからもずっと安城リトルリーグの卒団生です。


卒団してもこの子たちのこれからの活躍や成長を温かく見守り、支え応援し続けていきたいと思います。

安城リトルに関わる全ての大人たちの同じ想い、気持ちです。


6人の卒団生の未来、将来の活躍、成長を楽しみにしています。


卒団おめでとう!


#永田あつし

#安城市