今年度、都市基盤整備系総会5回目と6回目。


今日は「油ヶ淵水辺公園整備促進協議会」と「油ヶ淵改修促進期成同盟会」の2つの油ヶ淵に関係する総会が開催され、関係自治体の県議会議員として出席しました。


"油ヶ淵"に関する行政課題は「河川改修」「水質改善」「公園整備」の3本柱です。


河川改修は近年頻繁する集中豪雨への対応など流域の治水安全度を高める為に、二級河川油ヶ淵(高浜川水系)の河川改修事業や津波・高潮対策事業の促進が必要です。


油ヶ淵の水質については、かつては、環境省が毎年度公表する全国の湖沼の水質状況においても、全国でワースト2位(1979年度)となったことがありましたが、一時の深刻な状況はかなり改善されつつありますが、2021年度のCOD75%値は6.6mg/Lであり、基準値の約1.1倍となっており、全国でワースト21位(2021年度)です。

環境基準が達成されるよう引き続き水質浄化の取組を行っていく必要があります。


油ヶ淵水辺公園は西三河で初めての県営都市公園として平成30年4月に第1期整備区域の一部として、安城市側の「自然ふれあい生態園」と碧南市側の「水生花園」が開園し、その後も安城市側では大型遊具やぶらリン広場が整備されるど毎年、整備区域が拡大され事業進捗が図られています。


今や週末には多くの親子連れや様々なイベントなどが開催されるなど人気の公園となっています。


ただ一方で、第1期整備区域35.7ha中、現在の整備区域が12.6ha、約35%であり、一日も早い第1期整備区域全域の整備完了が求められています。


いずれの事業も地元県議として、整備促進に努めていきたいと思います。


#永田あつし

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