市制施行72周年「安城市発展祭」に出席しました。


県議会議員は毎年交互で1人が挨拶することが慣例となっており、今年は私が代表してご挨拶をさせていただきました。


安城市は昭和27年5月5日に市制を施行し、県下13番目の市として誕生しましたが、この「発展祭」は、毎年、安城市の市制施行日の5月5日あたりに開催される、安城市の誕生祭、生誕祭みたいな式典です。


自分や家族、大切な人の誕生日や記念日に大きな節目に立ち止まり、これまでを振り返りつつ感謝し、そして未来や将来へ夢や目標、願いや意志を持って新たな気持ちで歩むように、この発展祭では、安城市の発展や成長を祝いつつ、今日まで築き上げて頂きました先人の方々に感謝と御礼の気持ちを持ちながら、この素敵な安城市をもっと素敵な街でできるように関係者が心合わせをするような機会だと思っています。


そうしたことにより、同時に、安城市に対して"郷土愛""愛着""アイデンティティ""シビックプライド"などを醸成する機会でもあると思っています。


愛知県は明治5(1872)年11⽉27⽇に、当時の愛知県(改称前は、名古屋県)と額田県が合併し、「現在の愛知県」が誕生しました。


愛知県でも郷土愛を醸成したり、愛知県の魅力を再確認する機会にするべく、令和4(2022)年に県政150周年を迎えたことを契機として、11⽉27⽇を「あいち県⺠の⽇」に定め、昨年より、安城市の発展祭と同じように、11月27日に記念式典が開催するようになりました。


また、「あいち県民の日」と直前1週間を「あいちウィーク」として、県内全域であいち県民の日を盛り上げ、愛知県の魅力の再発見や愛知県への愛着や郷土愛が深まるような祝祭色あるイベントなどを開催しています。


また、今年度は安城市が「日本デンマーク」といわれ“100 年”の歴史的な節目を迎える年でもあります。

1880 年、明治13年、明治用水の通水により、碧海台地は次々と開墾され、農業基盤が築かれ、その後大正時代になると卓越した先進的な農業経営を行う地域となり「日本デンマーク」といわれるようになりました。


まずは、こうした日本デンマークや明治用水を始め、今の豊かな安城市の礎を築いた郷土の偉人や先人の皆さまを顕彰、頌徳、感謝すると共に、


明治用水の整備には多くの抵抗、反対、困難があり、長い年月を費やしたことなどからも、私は「日本デンマーク」とは、こうした“先進的農業”とともに、ここまでに至った「フロンティアスピリット」「開拓者精神」の象徴でもあり、同時に、どんな困難や反対があっても、未来将来に向けた大きな視野を持ち、その「志」を貫き通す、その教えでもあると思っています。


市政施行72周年、日本デンマークと言われて100年の本年が、安城市に関わる全ての人が、安城市に対する郷土愛や愛着を持ちながら、人生や生活、地域、市政において、改めて、大きな志を抱き、フロンティアスピリッツを持って、一歩前に歩み出す一年になればと思っています。


#永田あつし

#安城市