地元の"安祥中学校"にお伺いしました。

学校行事や会議などでお伺いすることはありますが、よくよく考えると普段の学校の授業や様子をあまり見たり知る機会がありません。

まず校長先生からコロナ禍から現状に至るまでの話から部活動の地域移行の状況、タブレット学習、他にも学校現場の課題など懇談をさせて頂き、その後は授業参観させて頂きました。

現状、愛知県では中学1年生までは少人数学級(35人程度学級)を導入していますが、中2、中3は導入もしていませんし、国も県も予定も計画もありません。

実際の教室を見比べるとこの5人程度のクラス編成の違いがいかに大きいのかを実感します。
机も大きくなったこともあり、35人以上のクラスはかなり手狭に感じます。

もちろん少人数学級の良さは単に広さだけの問題ではなく、兼ねてから主張しているように、多感な頃の子どもたちに、一人ひとりに目の行き届くきめ細かな生活指導、生徒指導を行う為にも、中2から段階的に少人数学級が必要だと改めて感じました。

ただ、この少人数学級の拡充も含めて、同時に学校現場に応じてフレキシブルに柔軟な教育体制ができるように"教員不足"を解消していかなければならないことも実感しました。

また、学校内を回っていると、知ってる生徒たちが挨拶してくれたり、声をかけてくれたり、手を振ってくれるのが、かわいく嬉しいものです。

また、この安祥中学校は私と娘の母校でもあります。
そうした懐かしさも感じながら学校内を回ることができました。

現場100回。
改めて、会議や行事、また机上や文献だけの教育論だけではなく、現場に行って見て、聞いて、感じることの大切さを改めて実感した、有意義な学校訪問になりました。

帰りには正門で"かわいい"子たちの見送りも受け、ちょっぴり照れくさくも、気分も気持ちもよく下校することができました。

#永田あつし
#安城市