安城市内で新たに開設されます、特別養護老人ホーム「鎌倉街道 東山」の竣工式にお招き頂き参列し、ご挨拶を申し上げました。

社会福祉法人ゆめネットさんが開設運営される、120名入所の広域型特別養護老人ホームになります。

安城市内で8ヶ所目、100人規模では6ヶ所目の特別養護老人ホームになり、こちらの開設により安城市内の特別養護老人ホームの定員が約700人となります。

令和3年に安城市の高齢福祉や介護などの計画「あんジョイプラン9」に基づき、安城市が公募し、それに応え、ゆめネットさんが手を挙げ、その後選考され、そして昨年1月から工事が着工され、今日の竣工式を迎えました。

ゆめネットさん運営の理念は「幸せの創造」。
これまでは障害福祉の現場で利用者やご家族、或いは地域やスタッフさんの「幸せ」を1番に考えた支援を行ってきました。

今日の理事長、そして施設長のご挨拶からも「幸せ」を大切にする「想い」や「心」が本当に伝わってきました。

特に施設長の横山さんは、以前、安城市の市民活動センターのセンター長を務めていた方。
市民や市民活動、NPOさんたちの人の為、社会の為、誰かの為、力になりたい、役に立ちたい、何とかしたい、という想いや気持ちを支え応援してきた、本当に「心」や「志」がある方です。

そして開設前よりここを地域の様々な課題が解決に導けるような、地域福祉の包括的な"拠点"にしたいと、高い志を語られていました。

こうした福祉施設や現場は法律や規則など一定の基準に基づき設立、運営されています。
しかしそれらは単なる最低限の基準に過ぎず、こうした福祉施設や現場には規則や基準で測れない、表せない「心」や「想い」「魂」が必要です。

改めて竣工式に参列し、ご挨拶やスタッフさんからのお話や対応から、この「鎌倉街道 東山」には間違いなく、こうした福祉施設や現場に必要な「心」や「想い」「魂」があること、そして安心してこれから安城市の介護や福祉を担って頂けるものと確信しました。

「福祉」とは「しあわせ」や「ゆたかさ」を意味するものです。

ひとの「しあわせ」や「ゆたかさ」は人それぞれに違います。
だからこそ何がしあわせ、ゆたかさで、何を求め、必要なのか、今までや形にとらわれることなく、自由な発想、新しいアイディアでそれぞれの人に、地域に、今にあった「福祉」の姿を創造していく必要があり、ここはそうしたことができる場です。

これからここ「鎌倉街道 東山」さんが利用者さん、ご家族、そして地域の方々の「幸せ」の拠点になることを祈念しています。

#永田あつし
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