障害者就労支援に関する研修会でご挨拶。


私自身、就労する、働くことは、生活リズムなど規則正しい生活を送り、社会の一員としてのやりがい、生きがい、責任感を持てたり、自己実現や自己肯定感が持て、また人と触れ合うことでコミュニケーションや社会参加が図れ、そして収入を得て自立を図るなど、健常者と同じように社会の一員として大切なことであり、就労支援はまさに最も重要な障害者施策だと思っています。


障害者就労を考える時、もちろん、個々に障害の症状や生活環境等の様々な事情があるとは思いますので全ての人が就労できるとは言いませんが、ただ、理想やあるべき姿を言えば、一般的に就労年齢といわれる 18 歳から 65 歳までの全ての人が一般就労、福祉就労、福祉就労でもA型、B型、生活支援などそれぞれの障害の症状や本人のニーズやライフスタイル、特技や特徴に合わせた、それぞれにあった何らかの形で就労できるようにする、社会と繋ぐのが、理想であり、目標としていくべきと考えています。


そして社会や就労、福祉の現場は、多様な働き方や就労の形、多様な福祉サービスの受け皿をつくり、障害者の可能性や選択肢を広めていくことが求められます。


そのようにしていく為にも社会全体の理解と、そして産業界、福祉業界、教育界の縦割り的な仕組みや意識を変えて、連携、協力していく体制を作っていくことが必要だと思います。


先日の愛知県議会での議案質疑でも同主旨のようなことを申し上げました。


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