今日も所属する「県民環境委員会」が開催され、今日は"環境局"の所管事項についての質問が行われました。


私からは県が実施する「PPA」事業について質問しました。


PPA(Power Purchase Agreement)」とは、電力購入契約、電力販売契約と言われ、発電事業者が電気の需要家(自治体や企業、今回は愛知県)の敷地内(建物や土地)に太陽光発電設備を設置し、所有及び維持管理をした上で、発電した電気を需要家に供給するもので、需要家は、太陽光発電設備導入の初期費用を負担することなく、使用する電気を再生可能エネルギー電気に切り替え、自ら排出する温室効果ガスを削減することができる仕組みです。


電気の需要家(施設所有者)、PPA 事業者、電力使用者それぞれにメリットがあり、事業所の再生可能エネルギーの導入促進に向けた切り札として期待されています。


また、愛知県の温室効果ガスの削減状況についても質問しました。


愛知県においては、国の計画と整合する形で、2050 年までにカーボンニュートラルの実現を目指し、2030 年度の温室効果ガス総排出量の削減目標を 2013 年度比で 26%減から 46%減に引き上げることとし、2022 年 12 月に

「あいち地球温暖化防止戦略 2030(改定版)」を策定しました。


国の 2020 年度の温室効果ガス総排出量(吸収量控除後)は、2013 年度比で 21.8%減となっていますが、昨年3月に発表された、愛知県の

2020 年度の排出量は 2013 年度比で 15.8%減となっており、国より削減が進んでいません。

国より削減が進んでいないことも気になりますが、それ以上に、2030 年までに2013 年度比の 46%削減に対して、あと 10 年ないわけですが、この今の削減量が、概ね目標や計画通りなのか、それとも全然届いていないのか、今の削減状況の現在地がよくわかりませんので質問をしました。

2030年までの中間目標値はありませんが、県としては厳しい状況との見解でした。


他に愛知県が実施する「SDGS推進フェア」についての質問を行いました。


#永田あつし

#安城市