「十日会」が開催され出席しました。

「十日会」とは、安城市に関係、関連する公共、公益的機関の代表者がそれぞれの情報や話題を提供すると共に情報共有を図り、親交を深める為に開催されます。

県議会議員となり、ご案内を頂き出席するようになった会議です。

1年間で4回開催されます。
今回が今年度最後、4回目の開催となります。

今回も各関係機関から事業概要や近況など情報の提供がありました。

明治用水土地改良区さんからは、安城市が「日本デンマーク」といわれ“100 年”についての話がありました。

安城市は1909年に完成した明治用水の豊かな水に育まれ、碧海台地は次々と開墾され、農業基盤が築かれ、その後大正時代になると卓越した先進的な農業経営を行う地域となり、当時世界的な農業先進国であったデンマークになぞらえ、大正時代末期から昭和時代初期にかけて、「日本デンマーク」と呼ばれていました。

正確にはいつからという記録はありませんが、今年あたりが、日本デンマークと呼ばれてから100年となり、この機会に豊かな安城を築いた先人の努力を顕彰するとともに未来に繋げて更なる発展に繋げていく必要があると思います。

そうした中で、明治用水土地改良区では、この度、水のかんきょう学習館にて、

「企画展 -明治用水開削の成果- 日本デンマークといわれて100年」
が開催され、日本デンマークとなった経緯や尽力された功労者を紹介しています。

私自身は「日本デンマーク」とはこうした“先進的農業”とともに、ここまでに至った「フロンティアスピリット」「開拓者精神」の象徴であり、安城市にはこうした魂が宿っている地だと思っています。

日本デンマークといわれ100年。

「フロンティアスピリット」「開拓者精神」も呼び起こしたいものです。

そんなことを改めて思った十日会でした。

#永田あつし
#安城市