輪島市に支援物資を届けてきました。

今年1月1日に起きた能登半島地震における輪島市の甚大な被害を報道などで目の当たりにし、安城東高校同窓生や安城東高校関係者から、輪島市に何か支援をしたい、何か支援ができないかと声が高まり、

同窓会長の浅井さんが輪島市のご縁がある市役所職員に連絡したところ「救援物資の搬入は大変ありがたい」との返事と同時に必要物資の要望もあり、“輪島市側の意向と要望を確認した上で”、まずは、同窓会役員や同窓生の有志が中心となって、救援物資を調達し、輪島市に届けることとなり、今回同窓生3名で現地に向かいましたが、私もその中のひとりとして、輪島市に支援物資を届けてきました。

今回は時間が限られてこともあり、大きく周知や募集することなく、同窓会役員と声をかけれる同窓生有志で物資を調達しました。

短期間にも関わらず、多くの皆さまの輪島市への想いとご理解、ご協力のもと衛生用品、使い捨て食器、水、発電機、ストーブなど4トラックいっぱいになる支援物資が集まり、そしてこうして輪島市に届けることができたことを誇りに思います。

現地では自衛隊の方々の協力のもと、迅速に効率よく救援物資の搬入を行うことができました。

また、これまで輪島市と安城市との交流の架け橋になって下さった、輪島塗り工房を営む"「八井さん」のお見舞いに伺うことができました。
朝市エリアにある店舗は壊滅的とのことですが、とにかく命が助かったことは本当によかったです。

輪島市での主な活動は物資の搬入でしたので、搬入後にすぐに現地を発ち短い滞在でしたが、それでも、現地の惨状を目の当たりにした時には、言葉にならないショックと、自然と涙が流れました。
同時にこれからも輪島市の復旧復興に向けて少しでも力になりたいという強い想いを抱きました。

今回はある意味、支援物資を届けただけに過ぎません。
本当に必要な支援はこれからであり、それは輪島市の皆さまに寄り添った息の長い支援にしていかなければなりません。

同窓会ではまず、すぐできる最も必要な支援として、「義援金の受付を開始」しました。
金融機関:碧海信用金庫 本店営業部 
口座番号:(普)6064621 
名義:わじま・あんじょう友の会 

まずは、この義援金を募る活動を中心に行い、輪島市の復旧・復興の状況と意向や要望を確認しながら、第2、第3の支援を続けていきたいと、浅井会長は言われています。

かつて安城東高校の白米千枚田での草刈り奉仕の修学旅行が、輪島の人いわく、「白米千枚田の復興活動の呼び水となり、復興活動が活発になり存続のピンチを救い世界農業遺産に繋がった」と、言っていただいたように、この今回の小さいかもしれない輪島市への支援活動が、再び呼び水やきっかけとなり、安城市東高校同窓会や関係者のみならず、たくさんの安城市民が輪島市へ想いを馳せ、支援につながるとともに、輪島市の復旧や復興、元気や力につながれば、そして、支援を通じて新たなご縁や交流が芽生え、そのことが、輪島市への息の長い支援と復興につながることを願っています。

その為に私自身ができることをしていきたいと思います。

#永田あつし
#安城市