私の政治の師であります「嶋聡」さんと何年かぶりに再会、後輩たちと共に懇親の場を持つことができました。

嶋さんは松下政経塾出身で、私の地元、安城市を含む愛知県第13区で衆議院議員を約9年務めた後に、2005年にビジネスの世界に転身、ソフトバンクで社長室長として孫正義さんを支え、ソフトバンクの成長を支えました。

20世紀を代表する経営者、松下グループをつくり上げた松下幸之助氏。 
21世紀を代表する経営者であり、ソフトバンクグループを率いる孫正義氏。 

この松下政経塾で松下幸之助氏の薫陶を受け、ソフトバンクで孫正義の懐刀、参謀と呼ばれ、この2人のカリスマ経営者に直接学ぶという稀有な経験を持つ唯一無二の存在です。

そんな嶋さんが衆議院議員だった頃に、当時、政治経験ゼロ、普通の会社員でボランティアだった私を政治の世界に導き、政治やそれ以上に"生き方"と言うのを厳しくも温かく教えて下さりました。

私の政治姿勢そのものであります「志」
"夢"を持ち、何事にも"挑戦"する、"闘う"姿勢は正に嶋さんの姿勢でもあり、教えでもあります。

振り返えるとボランティアとして数ヶ月、秘書として2年、市議として6年の嶋さんとの約9年間は私にとって、政治家永田敦史、人間永田敦史を大きく形成した、人生において掛け替えのない時間でした。

普通の会社員だった私が、今、こうして県議会議員を務められているのも、こうした嶋さんとの出会いや導きがあったからだと思います。

2005年に政界を引退し、ビジネスの世界に行き、もう18年が経ちます。
9年間のお付き合いの倍以上の年月が経っても、こうして近くに来た際や、何かあれば電話をくれたりと今だに気にかけて下さったり、こうして今回もお招き頂けるなど、本当に義理人情にも厚い方でもあります。
今回の懇談も私の県議会議員の当選をお祝いしてくれての場でもあります。

再会を喜び楽しみながら、近況を語りながら、もちろん日本の将来や政治の話、そして生き方の話など、とても有意義な時間を過ごすことができました。

嶋さんが松下幸之助氏から学んだ成功への要諦。
「成功するまで続けること」

改めてこの言葉をかけて頂き、

そして、ドイツの政治学者"マックス・ヴェーバー"の著書"職業としての政治"の中にある一説
「政治とは、情熱と判断力の二つを駆使しながら、堅い板に力をこもてじわっじわっと穴をくり貫いていく作業である」

の言葉と共に、本を頂きました。

改めて、志や夢を確認、そしてその意欲を強くすることができました。
懐かしく楽しい時間を越えて"志や夢"の原点回帰の時間となりました。

#永田あつし
#安城市