今日最後は、北部公民館で開催された愛知県(知立建設事務所)主催の「豊田安城線 都市計画変更に関する説明会」に地元議員として参加しました。


特に紹介や挨拶がある場ではありませんが、県からどんな説明がなされるか、そして地元の市民からどんな声や意見が出されるかを純粋に知っておく必要があると参加しました。


今回の都市計画変更の概要は、岡崎市橋目町御小屋西交差点~安城市宇頭茶屋交差点までの延長約1180m (内、安城市域約1070m)を道路幅員を広げ、2車線を4車線化にするものです。


この主要地方道"豊田安城線"は、東名高速道路豊田ICを起点とし、豊田上郷スマートICを経て衣浦港や中部国際空港へ連絡する主要幹線線道路です。

安城市民の利便性と、安城市を始めとする西三河地域に集積する自動車製造業などものづくり産業の物流の効率化など、地域産業の活性化に大きな整備効果のある、今、安城市で最も整備が求められる重要な幹線道路です。


そうした意味ではこの都市計画変更は大局的には望ましいことかと思います。


しかし、地元や当事者の方々からすれば、そうした効果を理解しつつも、やはり、地域の安全や生活環境、将来設計が重要なのもわかります。


「交通量が増える。スピードが早くなる。交通安全対策は?」

「騒音がひどくなるのでは?」

「自分の自宅・土地がひっかかりそう。いつ工事が始まり終わるのか?」

「以前と言ってることが違うのでは?」


様々な厳しい意見や切実な声がありました。


大局的に必要なことでも、やはり、地域の方々の声や要望にも可能な限り応えてきめ細かく丁寧に進めていくのが大切だと改めて感じました。


現実的には事業開始までまだ10年以上はかかるかと思いますが、その間に地域の方々のご理解と協力が得られるよう愛知県には地元の方々の声をしっかり聞き、寄り添い、そして丁寧に進めていくように働きかけながら、事業の進捗を図りたいと思います。


#永田あつし

#安城市