「安城市都市基盤整備事業促進要望会」に地元県議会議員として出席しました。


安城市として必要な道路整備、河川改修、公園整備など都市基盤整備に関して、安城市として愛知県に事業の促進等を要望するものです。


最重要事業を中心に市から説明と共に要望し、それに対して県からは見解が示されます。


こうした都市基盤整備事業は1.2年でできるものではなく、その多くが複数年に及ぶ継続事業です。

だから、その要望内容も結果的に前年と同じ内容になりがちです。


ただ、今年は、例年と大きく違い、大げさな表現かもしれませんが、歴史的な要望会になったのではと思っています。


安城市の長年の懸案事項でもあり、近隣住民からは夢とされる「名鉄新安城駅の鉄道高架事業」が新たに要望事項に加えられました。


つまり、安城市として正式に"この事業が必要であり、実施したい、という意思表示をしたことになります。


もちろん、事業化の決定までも、そして事業そのものも含めて、何十年という長い年月を要しますし、多額の費用も必要となります。


お隣の知立市で、愛知県が事業主体となって施行されております名鉄知立駅周辺での鉄道高架事業は、総事業費約792億円、事業に要する期間は、準備期間を加えれば50年を超えています。


しかしながら、今まで、正式に動いてこなかった安城市がこうした意思や姿勢を示したことは、"大きな一歩"であることは間違いありません。


名鉄新安城駅の鉄道高架事業は、今更言うまでもなく、開かずの踏切と言われる新安城1号踏切による慢性的な渋滞、市街地や交通の分断、通行者の安全などをはじめ安城市の街づくりとして必要な事業です。


だからこそ、私自身は、この鉄道高架事業の早期事業化を求めるからこそ、手戻りとなり事業開始が遅れてしまう為、約32億円をかけた今の名鉄新安城駅の橋上化に反対した経緯があります。


ただ、過去はともかく、これからを前向きに取り組むべきとは思っており、まずは、その"調査""計画作成"の実施を求めるものではありますが、少しでも、具体的に真摯に着実に進めていくことが重要だと思っています。


この鉄道高架事業を始め、その他の都市基盤整備事業も安城市民の安全や安心、また快適な住環境、或いは未来将来の安城の街づくりの為に必要な事業ばかりです。


地元選出の県議会議員として、しっかりと愛知県に働きかけ、具体的な成果を得ていきたいと思います。


#永田あつし

#安城市