愛知県議会6月定例会。
今日から一般質問が始まりました。
今日は7名の議員が登壇しました。

新人議員の私にはどの質問、答弁とも貴重な知識や情報源。
どの質問も勉強になります。

今日の質問の中で、私自身もかねがね疑問に思い、県政の場で変えられたと思っていました"警察手数料におけるキャッシュレス決済の推進について"の質問がありました。

愛知県では現在、運転免許証更新手数料を"愛知県収入証紙"を貼り現金のかわりに納めています。
免許をお持ちの方なら誰もが経験しているかと思います。

かつては、現金納付が原則であった頃、現金の取扱いに伴う計算ミス・紛失・盗難・不正等のリスクがないなど地方自治体の業務改善を目的に導入されたと言われていますが、
そもそも利用者(市民)側からすれば、特定の販売所で購入しないといけない、その場所が少ない、わかりにくい、休みがあったり時間が限定される、何枚も貼るのに面倒などデメリットのが多く、そして近年の行政手続きのオンライン化やキャッシュレス化が進む中で、行政にとっても今やメリットが少ないのではと思います。

そうした中で、今日の答弁では、"来年4月から、警察手数料におけるキャッシュレス決済の導入を実施する"旨の答弁がありました。

現状の収入証紙との併用になるのとことで完全キャッシュレス化ではありませんが、それでもまずは大きな一歩だと思います。

ただ、この警察手数料におけるキャッシュレス決済の導入はキャッシュレス化の入り口であって、近い将来には、他に愛知県収入証紙で納めています「旅券(パスポート)交付手数料」や「県立高等学校入学検定手数料」などもキャッシュレス化に、即ち、「愛知県収入証紙」制度を廃止することが望ましいと考えています。

実際に収入証紙について、既に未発行、廃止、廃止の検討を行っている地方自治体は半数を超えていると聞きます。

現金時代には地方自治体にとってメリットがあった"収入証紙"ですが、行政手続のオンライン化、キャッシュレス化という大きな時代の流れの中では消えてゆく運命かもしれません。

完全キャッシュレス化、"収入証紙の廃止"を求めていきたいと思います。

#永田あつし
#安城市