6月2日に安城市内でオープンします"障害者就労継続支援B型事業所「glitter(グリッター)」さんの内覧会にお伺いしました。

安城市内15ヶ所目になる就労継続支援B型事業所になります。

こちらの事業所は、
・就労時間10:00~16:00 (お昼休憩1時間)で、作業内容は主に
・醗酵調味料製造(ラベル・シール貼り、包装、梱包作業)
・コインランドリー運営お
・その他委託業務(製品の加工・検品等)、SNS 発信、掃除等とのことでした。

そして、最大の特徴は「高い工賃」。

愛知県内のB型事業所の1ヶ月の平均工賃が15,000円前後と言われている中で、こちらでは1ヶ月20日の工賃が最大30,000円と、愛知県内で高水準の賃金を計画しています。

他にも、週1回からでも可能と、無理のない利用、そして送迎サービスなどの特徴を持っています。

前にも申し上げましたが、安城市には障害のある方が約8200人みえて、このうち一般的に就労年齢といわれる 18 歳から 65 歳までの方が約3900人います。

安城市では現状、この就労可能年齢の障害者約3900人のうち、一般就労が約1800人、就労継続支援A型、B型事業所など福祉就労が、約450人、合計で約2300人が就労し働いています。逆に言えば4割近い約1600人の就労年齢の障害者が就労できていないことになります。

この約1600人が一般就労や福祉就労含めて、障害の症状や本人のニーズやライフスタイル、特技や特徴に合わせて就労できるようにしていくこてが求められます。

そうした中で、多様な就労の場、多様な福祉サービスがあることで可能性や選択肢が広がることは望ましい姿でもあり、安城市としてもありがたいことです。

安城市内の就労系の障害福祉サービス事業所がそれぞれ特徴を持ち、切磋琢磨する中で、福祉サービスの向上や障害者の将来の可能性や選択肢が高まることを願っています。

#永田あつし
#安城市