令和5年度「木曽三川連合総合水防演習」並びに「海部地方総合防災訓練」が実施されました。


国土交通省、愛知県、岐阜県、三重県、愛西市、津島市、弥富市、あま市、大治町、蟹江町、飛島村、海津市、桑名市、木曽岬町、海部地区水防事務組合など木曽三川流域の関係自治体が主催し、関係者が一堂に会して、水防・防災技能の習熟・連携強化、沿川住民の水防・防災意識の向上を目的とした大規模な水防演習、訓練です。


愛知県でこうした大規模な水防訓練が行われるのは4年ぶりです。


特にこの木曽三川流域は、昭和349月に発生し、死者・行方不明者5千人以上という台風災害史上最大規模の被害をもたらした「伊勢湾台風」では、異常潮位によりいたるところで堤防が破堤し、民家などを一瞬にして飲み込むなど甚大な被害のあった地域です。


台風やゲリラ豪雨など豪雨災害が頻発化、激甚化する中、今でも木曽三川下流部には海抜ゼロメートル地帯が広がり、巨大台風襲来時には、大規模な高潮・洪水災害が発生する可能性が否定できない地域で常に備えが必要です。


今日の演習、訓練が流域住民の防災力の強化、防災意識の向上が図られ、安全で安心できる地域づくりに繋がることを願っています。


関係自治体の市長として出席していました、盟友の三重県桑名市の伊藤市長と、愛西市の日永市長に久しぶりにお会いできたのは嬉しかったです。


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