安城市議会6月定例会が閉会しました。


個人的にはこの議会も少ない議案の中でも、一般質問、議案質疑、委員会質疑、そして閉会日の追加上程議案すべてに質問をするなど役割責任を果たした充実した議会になりました。


閉会日も物価高騰の中、保護者の負担増にならないよう保育園の給食費を値上げせずに補助を行う"保育所等給食費軽減対策支援事業"に対して、公立園と民間園との公平性を保てるよう、半年間となっている今の補助期間を最低でも1年間は継続するように質問し、概ね、そうした方向性の答弁を引き出しました。


一方で今議会では、市側と議会との溝や距離感を感じた、市側というより市長と議会、更に言えば市長と最大会派との間でそれが露呈された議会でもありました。


溝や距離感というより、市側が様々な案件において、議会に丁寧の説明や対応を欠いたり、ある意味、議会軽視ともとらえられかねないような事が、特に最近は続きました。


閉会日の今日も最大会派が採決直前に、休憩同義を入れて、賛否を協議する事態がおこるほどです。

極めて異例なことです。


もちろん、最大会派に限らず、私自身も多々感じています。

やはり、最近、市側は丁寧さ、誠実さを欠くなど仕事ぶりが雑になっている気がします。


それがある意味、故意や悪気があってしてるのではなく、自然な振る舞いでこうしたことが起きているので、尚更、たちが悪いです。

いろんな意味で"行政力""市役所力"の低下、劣化を感じています。


これから安城市では歴史的な大きな事業などが行われていきます。


街は市だけでなく、市民やそして市民の代表である議会と共に一緒に創っていくものです。


市には、決まったから、認めてくれ、ついてきてといった強引なやり方ではなく、丁寧に、誠実に説明や情報提供、協議を行うことを求めたいと思います。


市民や私議会も含めて、より多くの市民が街つくりに気持ちも気分もよく参加でき、そして共によりより街を創っていけられるよう望みます。



今議会は初めて安城七夕まつりを盛り上げるよう「七夕議会」として、七夕ハッピを着たり、議場を飾り付けなど行いました。


こうしたイメージづくりも大切かとは思いますが、


安城七夕まつりのテーマは、願い事日本一、

つまり、安城七夕まつりと言えば、願い事も重要な要素です。


私たち議員の議場での、質問や提案は、それぞれの議員が市民と共に描く、叶えてほしい「願い事」でもあります。


この今議会でのそれぞれの議員からの"願い事"が、叶うようなそんな、真の七夕議会になることを願っています。