新型コロナウイルスワクチンの"3回目接種"について質問。


ちょうど質問する前日に岸田総理が所信表明で3回目接種を当初予定の2回目との間隔を原則の"8ヶ月からできる限り短縮する"方針を出したばかりであり、安城市としての準備や対応など質疑。


安城市としても8ヶ月で調整や準備を進めてきつつも、前倒しの想定もしており、可能な限り6ヶ月前倒しができるようにこれから医師会などと具体的な協議調整を図っていくとのこと。


●3回目接種はファイザーとモデルナのワクチンの交差接種が認めら、今まで自治体が接種してきたファイザーのワクチンに加えてモデルナのワクチンも必要分として配分され接種していくことになるので、早い時期での接種を希望される方は1.2回目がファイザーのワクチンであっても3回目はモデルナを検討せざるを得ない状況になる。


●5歳から11歳までの小児に対する接種については、国は現在、早ければ来年2月頃から開始する可能性があるとしています。小児への接種は、12歳以上の接種よりも接種後の体調不良に対するきめ細かな対応が必要であるため、どのような体制で接種を実施していくのかを現在、安城市医師会と協議しているとのこと。


よく、3回目接種だからと、慣れたものだと1.2回目の延長線上と思われる方もいますが、実は3回目接種はそんな単純なオペレーションではありません。


3回目接種が本格化する2月頃には、

①従来(1.2回目)のファイザーワクチン

②従来(1.2回目)のモデルナワクチン

3回目のモデルナワクチン

④小児用(511歳)のファイザーワクチン


の「4種類」のワクチンを扱うことになります。


この4種類のワクチン集団、個別更には会場や診療所毎に振り分けたり、或いは同一会場や診療所でも混雑する可能性もあったりと、それを2月頃からは2回目接種済み者が約3万人を超え、それに小児が加わる可能性もありと、ワクチン種類、接種者も多く複雑になる為、今、接種の現場では本当に頭を悩ませながら、その準備を進めています。


迅速さも求められますが、それ以上に、この3回目の接種は「正確」「安全」が求められます。


その上に前倒しなど方針が変わるなど、本当に今、医師会や現場の方々は今、3回目の接種に向けて協議、準備されていることを温かな寛容な心でご理解頂ければ現場の方々のモチベーションにも繋がり、結果それが、安全、正確、迅速な接種に繋がるかと思っています。