今日は安城市民会館でまといの会主催の「まといあわせ」の公演が開催されます。
「まといあわせ」とは和太鼓を中心とした和楽器の演奏会。
「まといの会」とは会を主宰する安城市高棚町の「神谷俊一郎さん」が中心となって安城など地元や愛知県内を中心にしながら東は東京、西は大阪の20代、30代の若手のプロ、アマの和太鼓奏者約20人で2017年7月に結成した和太鼓集団です。
代表の神谷さん自身が、日本でも人気の新潟県佐渡を拠点に太鼓を中心とした太鼓芸能集団「鼓動」に約6年間所属していた、その間の想いや経験を活かしてもっと地域に根差した活動や自分自身で様々な演奏会を創り上げたいと鼓動を退団して、拠点を地元に移し、志を同じくする和太鼓奏者の仲間と共にこの「まといの会」を結成させました。
「まとい」は江戸の時代の“火消し”今でいう消防団が各組の掲げていた旗印(シンボル)「纏(まとい)」からきており、この会は各々に所属団体を持っている人がが多いい為、まずは各々の団体の旗印、地域を大切にしながら、多様に交流していく会と意味として「まといの会」という名になったとのことです。
公演名「まといあわせ」をきっと、そんなメンバーをまといを“心ひとつ”にしようという想いで付けられたのではと思います。
「まといの会」結成理念、活動方針として、和太鼓を始め、和楽器を演奏したり、それを聴くのが好きな人、また演奏だけでない和の文化に携わる人たちも含め、和の文化が好きな人、広めたい人たちが、集まれる場、交流できる場などあらゆるコミュニティをつくり、どんな人でもここに集まれば同じ想いを持っている仲間に出会える「理想郷」を目指して活動していきたいとしています。
結成から約1年後に並々なら努力や稽古を積み重ねてきてまといの会発足記念公演「まといあわせ」がが開催されたのが3年前の2018年7月。
当時、安城市民会館1200席のチケットが前売り段階で完売。
開場前から長蛇の行列、会場はもちろん満席。大盛況でした。
同時には私も感動し「まといの会」のすっかりファンになり、ファンの象徴、Tシャツを早速購入したくらいです。
初公演を成功裡に終えその後活動の幅が広がり軌道にのりかけた中で、コロナ禍となり活動が休止に。
そんな中でも情熱や想いを絶やすことなく、乗り越え、再び今回の安城公演を迎えることができました。
新型コロナウイルス感染防止の観点から2回に分けて、感染対策も万全に開催されます。
今回も1回目公演は開演前から完売。
変わらない人気の公演です。
太鼓の音色と同時に、神谷さんをはじめ演者の皆様の“熱い想い”がまさに心に「響く」素晴らしい演奏会になること間違いありません。
会場がひとつにる「まといあわせ」以上に、演者と会場とが心ひとつになるまさに「心あわせ」になる感動的になる演奏会になることを祈念しています。
「まといの会」がこの地域に新しい文化が誕生することを嬉しく誇りに思いますし、同時に若者が「夢」や「志」を持ってひとつずつ着実に成し遂げていく姿が、こうした若者たちがこの地域にいることが嬉しく誇りに思います。