一時停止をしていました安城市が実施する"集団接種"の予約受付を再開することになりました。


予約受付再開日時:

 727()午前830~


予約受付を再開する接種日:

 814()から829()までの毎週土・日曜日


集団接種会場は今までと変わりません。

(へきしんギャラクシープラザ(文化センター)、北部公民館 、明祥プラザ)


以上が市からの発表があった予約受付の再開についてですが、それに私の私見を加えますと、


正直、これまでより国からのワクチン供給量が減りますので、一定期間内で接種できる回数が減り、つまり、今までより"予約が取りづらい"状況が生じます。


具体的には、安城市では今までは集団接種では、月に約15600回接種できる計画(体制)でしたが、国からのワクチン供給不足により約7800回と"半分"の接種となってしまいました。


これまでより接種回数や接種スピードは落ち一時的には予約が取りづらくはなってしまいますが、ただ、決して、ワクチンそのものがないわけではなく、今後は国からの供給量に応じた規模でワクチン接種を実施することになるだけで、秋から年内中には、接種を希望する人への接種を終えることができる、ワクチン供給も接種体制もありますので、ご安心頂き、慌てず冷静に安全にワクチン接種に臨んで頂けたらと思います。


今回の予約の一時停止などワクチン接種のゴタゴタについては、ワクチンそのものがないわけではなく、また、国が言う地方が在庫を抱えているからでもなく、端的に言えば、地方自治体が要求する(需要)ワクチン量に対して、国の想定を超え、国の供給量が足らなくなってしまったということです。


国が接種できるところは、どんどん接種して下さい、と言うから、地方自治体としても努力やがんばりで、フルスロットルで最大限の接種体制を構築をしたら、国が地方が要求するワクチン量を供給できなかったという、国の無責任極まりない対応が招いたことです。


安城市の例で言えば、当初は月40000回の接種を目標と体制を作ってきましたが、医師会のご協力と担当課の努力やがんばりなどで、徐々に回数が増えピーク時では月約55000回ほど接種ができる状態にまでなりました。


この体制を構築、維持して、高齢者接種も目処がたち、さぁ今からこのスピード感で、いよいよ一般接種を実施しようとした矢先に、国からのワクチン供給量が、その月55000回分も供給できないよと、具体的には、確実なところ(最低で)で月約28000回程度しかワクチン供給がなされなくなりました。


国がスピードあげて、どんどん接種して、というから、最大限の接種体制を構築したのに、それに対してワクチン供給できないのが、今回の騒動の顛末、本質であり、このことを国が梯子を外したと言われる理由です。


並々ならぬ努力やがんばりで、ここまでの体制を構築して下さった医師会や市の担当課の気持ちや心を思うと本当に国に対しては怒りや憤りを感じています。


ただ、いつまでも国に対して批判ばかり言っても仕方ないので、今は前向きに、とにかく、国の供給量に応じた接種体制で、ワクチン接種を希望する人に安全で安心して、迅速かつ円滑に接種できるようにしていくことが何より大切なことかと思っています。


予約の取りづらさも含めて今しばらくご不便、ご心配をお掛けするかと思いますが、ご理解とご協力頂き、冷静にご対応頂きますようお願いします。