昨日、愛知県をはじめ、岐阜県や関西圏など6府県で緊急事態宣言が解除されました。

新規陽性者数や入院患者数も大きく減少したことからの解除に至りましたが、この間、献身的にご対応頂きました医療機関のお陰でもあり、同時に外出自主な時短要請などにご協力、ご理解、我慢など頂いた国民、市民、事業者のご皆様のご協力、ご努力、我慢の成果、結果、お陰であるかと思います。

ただ一方で、現在も減少したとは言え、完全に収束したわけでもなく、毎日新規陽性者が確認され、また高齢者施設・医療機関でのクラスターの発生も終息に至っておらず、そして医療の現場には、依然として高い負荷がかかっているなど、まだまだ気をつけなければならない状況は続いています。

こうしたことからも、感染の再拡大を確実に防止し、第三波を終息させるため、愛知県においては、緊急事態宣言の解除後も今日3月1日から3月14日までの2週間、「厳重警戒措置」として、対策を段階的に緩和し、必要な対策が継続されます。

引き続き、今まで同様に、不用不急の行動自粛や基本的な感染防止対策の徹底、事業者にはテレワークの徹底、飲食店には引き続き21時までの時短営業などが要請されています。

そして、3月、4月は特に行事やイベントなど人の流れが活発化することから「春の行事等での厳重警戒」として、

卒業式・入学式等は対策を徹底し、特に多くの人が集まる行事は慎重に。

歓送迎会・お花見の宴会等は自粛を 

旅行卒業旅行・春休みの旅行等は控える

などが求められています。

皆さまにおかれましては、緊急事態宣言解除後も、引き続きご不便や我慢をお願いすることになりますが、こうしたご協力が一日も早く生活や社会経済活動など日常を取り戻していくことに繋がります。
今の緊張感、責任感など行動や気持ちを引き続き維持して頂き、引き続きのご協力をお願い致します。

一方でこうした緊急事態宣言や自粛などが社会経済に与えた副作用やダメージも大きいかと思いますので、感染拡大防止とともに、今後はより一層、こうした生活や社会経済の影響が生じた個人、事業者に対する経済支援、生活支援の強化も必要であり、急務だと思っています。

こうした支援は市町村では限界がありますが、少しでも真に困っている人に寄り添った支援の強化を求めていくと同時に、私自身がそうした方々にしっかりと寄り添った姿勢や対応をしていきたいと思います。

引き続き新型コロナへの感染防止だけでなく、コロナ禍で起きているすべてのことにしっかりと向き合い対応していきたいと思います。